ちょっとバリエーション
ちょっとバリエーション」は、「山の手帳」の山行のうち、主として百名山完登(1998年)以降で、クライミングの要素が含まれているルートに関するものを紹介しています。
ただ、万年初心者なので,いわゆる「本ちゃん」ではなく、基本的には、一般難コース(西穂-奥穂等)からバリエーション初心者(入門~初級)ルート、すなわち、鎖等のない岩稜縦走、短い岩壁を含む岩稜登攀等を対象としています。 
なお、マルチピッチクライミングを含むルートは当然ですが、「バリエーション」と明記したものは、通常、クライミング・ロープ(ザイル)を携行・使用するルートです。
 
「北鎌尾根(無雪期)」等、バリエーション初心者レベルで岩稜縦走タイプのものは、一般難ルートとの境界が曖昧で、ロープの要否がよく話題になりますが、いわゆるベテラン(現在もクライミングを含む技術・経験が十分あり・維持している人)を除き、ロープの携行が望ましいと思います。

※バリエーションルートのグレードは、アラビア数字で表示したものがルートグレード(アプローチ・時間等を含めたルート全体の難易)ローマ数字で表示したものが最高ピッチグレード(最も困難なピッチの岩場のグレード)を表しています(UIAA表示)。
(凡例)チンネ左稜線4級下/Ⅴ/(③⑤⑥⑧⑨)/3~5時間/440m13P
ルートグレード4級下/最高ピッチグレードⅤ/(グレードの出典:下記の参考文献リスト参照)/取付~終了点の標準時間3~5時間/ロープスケール440m標準ピッチ数13P
最高ピッチグレードについては、フリークライミングでⅥ以上はデシマル表示とします(Ⅵ=5.9)。
ルートグレード・最高ピッチグレードは、同じルートでも、季節等で登攀方法が異なる場合(無雪期と冬期)、グレーディングされた年代が異なる場合には、差異が生じることがあります。また、ルート間の相対的な難易は、それぞれのルートのタイプが異なる場合は(縦走・マルチピッチクライミング・沢登り・アイスクライミング等)、グレードによる単純比較は困難です。
そこで、グレード表示に当たっては、その季節、参考文献の番号(下記参照)、登攀タイプ等を併記することにしました。
なお、グレード表示とは別に、初心者(入門~初級)・初級・中級等、難易等級を表示しておりますが、これは、基本的に、チャレンジアルパインクライミング(廣川健太郎著・東京新聞出版局・2005年発行)を参考にしております。
参考文献
 ① 日本マルチピッチ・フリークライミングルート図集 菊池敏之著 山と渓谷社 2011年版
 ② 東京起点沢登りルート120  宗像兵一編 山と渓谷社  2010年版
 ③ チャレンジ!アルパインクライミング北アルプス編 廣川健太郎著 東京新聞出版局  2005年版
 ④ チャレンジ!アルパインクライミング南アルプス・八ヶ岳・谷川岳編 廣川健太郎著  東京新聞出版局  2005年版 
 ⑤ Rock&SnowBooksアルパインクライミング 遠藤晴行編 山と渓谷社 2001年版
 ⑥ 改定日本の岩場(下) CJ編集部編 白山書房  2001年版
 ⑦ 改定冬期クライミング 西村豊一著 白山書房 1998年版
 ⑧ 日本のクラシックルート-アルパイン・クライミングルート集- 山と渓谷社編   1997年版 
 ⑨ 日本アルプス特選100コース 山と渓谷社編  1977年版 

 
ちょっとバリエーション2009年~2011年 
 
2012以降 
 2011
 2010
2009 
1995~2008 
剱岳チンネ左稜線
穂高滝谷ドーム中央稜
横岳西壁大同心雲稜ルート
 二子山西岳Ⅰ峰中央稜
GWの北穂高岳東稜
奥穂高岳南稜(秋)
小同心クラック(夏) 
明神岳主峰東稜(秋)
阿弥陀北稜 
剱岳八ッ峰6峰Cフェース
前穂高岳北尾根
槍ヶ岳北鎌尾根
西穂槍ヶ岳縦走
ルート メ モ(印象等)
2011





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11月二子山西岳Ⅰ峰中央稜
西上州/当日未明発日帰り
無雪期バリエーション初級(マルチピッチクライミング)
3級下(⑤)/Ⅴ=5.7(①⑤)/2~3時間6~7P
 10年来の憧れのルートにやっと挑戦。この季節は人気があるため、後ろから煽られるのを嫌って平日にトライした。おかげで、マイペースで登れたが、核心の3P目の凹角(Ⅴ+)は一手A0。容易なはずの上部も5P目(Ⅴ-)はちょっと苦労する部分があった。
2P~4P目はペツルのボルトに打ちかえられていたが、他のピッチはほとんどがピトン。ただ、どのピッチもピンが少な過ぎるという感じはなかった。核心の3P目でカムを足す場合は少し大きめのものが必要(#3~3.5のフレンズが使用できた)。
今回は、中央稜から西岳に立つことが出来、達成感のある山行だった。しかしながら、取付~終了点に大テラスの休憩込みとはいえ4時間以上は遅すぎ(標準時間は2~3時間)。もう少し登れるようになったら、完登を目標に再トライしてみたい。
2011
11月松尾峠・湯川谷よりザラ峠越え 
北ア北西部・立山連峰
幕営2泊3日
(立山新湯・ヌクイ谷と中ノ谷の境界尾根2160m地点)
バリエーション入門ルート(廃道になった一般道)
ウェストンも歩いた「ザラ越え(ザラ峠・針ノ木峠を経て越中から信州へ抜けるコース)」の前半部分(松尾峠~立山温泉跡~新湯~ザラ峠~五色ヶ原~平ノ小屋)のトレースが目的で6月の山行の再挑戦。
2011



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8月横岳西壁中山尾根
八ヶ岳/前夜発日帰り
無雪期バリエーション初心者(岩壁登攀を含む岩稜縦走)
(参考)冬期バリエーション初中級:2級(④)or3級上(⑤)/Ⅳ+

中山尾根はやはり冬季ルートでフラットソールだったこともあり私たちでも無難にこなせた。岩は石尊稜や小同心クラックより堅い感じ。一部を除きペツルのボルトが多数あり、フリークライミングゲレンデのよう。
ただ、写真で見るより立っていて高度感はあるし、ハンガーのナットが緩んでいるものが多く締めながら登った(易しくても気が抜けない感じ)。
下部岩壁は上の方が泥岩壁で雨後で滑るため上部岩壁よりむしろ登り難く感じた(上部岩壁は出口がパーミング系のホールドで冬はここが核心(Ⅳ+))。
2011
8月鳳凰山地蔵岳オベリスク
南アルプス北部/日帰り 
オベリスク登攀はバリエーション初心者ルート(核心の凹角はⅣくらい)
青木鉱泉より往復(ドンドコ沢道)・日帰り
2011




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ウェストンが初登したオベリスクに立つことが目的の山行。
二つの岩塔の間のクラック沿い(南側)を登った。取付から終了点まで高さで12~13m、核心は70度以上ありそうなクラックのある凹角で意外に難しく感じた(5~7m・Ⅳ+?)。右壁はチッピングホールドがあるが左壁はホールドが細い。下部のチムニーはバックステップ、上部のワイドクラックは右のカンテを登った(中間支点は#2~3のフレンズ)。フレンズのセット時と凹角出口でフィックスを掴んでしまった(A0)。フィックス・ロープはボロボロのものも多く全体重をかけるような登降は止めた方が無難。
*ウェストンルートはクラック沿いでも北側のように思われる。
2011
5月北穂高岳東稜
北アルプス南部・穂高連峰
幕営2泊3日(涸沢・横尾)
冬期バリエーション初心者(雪壁・雪稜登攀)/3級(⑤)or涸沢岳~奥穂まで縦走した場合で2級上(実戦オールラウンドクライミング廣川健太郎著)/4~6時間(涸沢~北穂小屋)/ゴジラの背は2~4Pのマルチピッチクライミング
①東稜に取り付くまでの雪壁登り(上部は急で堅雪)、②続く痩せた雪稜歩きは緊張。③その後の「ゴジラの背(頭)」は取付と終了点のみ岩が出ていたが中間は雪稜でそれまでと大差なかった。
②にあった雪のナイフリッジは高度感があり、目が慣れるまで怖かった。
今までの八ヶ岳の冬バリ入門ルート、不十分ながら過去の雪稜(宝剣岳,木曽駒上松A,針ノ木岳等)の経験・技術が生かせたし、短いながらより本格的な雪稜・かなり急な雪壁登攀を経験できたのは大きな収穫。
※ゴジラの頭の通過において、フォローのビレー方法、確保位置の選択は不適切、いくら好条件だったとはいえ有効なプロテクションがとりにくい雪稜ではもっと慎重に行動すべきだった(確実な支点の取れるゴジラの頭の終了点でピッチを切る)。
 2011







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4月赤岳西壁主稜
八ヶ岳・赤岳西壁/前夜発日帰り
冬期バリエーション初心者(岩稜登攀)
2級下(④)or2級上(⑤)/Ⅳ-(④)orⅣ(⑤)/2時間30分~4時間
残雪期というより無雪期に近いコンディションで緊張感のない登攀となった。
4P目終了点以後ずっと順番待ちとなったこともあるが、それを差し引いても好条件だった割りに時間がかかった。ルート全体を通じ信頼できるピンが多数あってゲレンデっぽいルート(石尊稜・阿弥陀北稜より多い)。
*monchanがルベルソを落としてしまい、以後リードビレーはkniferidgeのルベルソ、フォローは腰がらみで確保。半マストによる支点確保を忘れていたためで、簡単な時期だからよかったものの、当該ビレー法の練習が急務と感じた。当面は今までどおりジジの携行も必要。
2011
3月水無川本谷
表丹沢/当日早朝発日帰り
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無雪期バリエーション入門(沢登り)
1級上/Ⅲ(②)
2010年GWに途中まで登った所。流石に本谷とあって支流の源次郎沢よりスケールが大きく水量も多い。滝番号の表示に加えて要所には鎖もあるが損傷している箇所もあった。F2F3F6は私たち初心者が直登するには確保が必要。書策新道が交差する中間地点より下は滝登りが楽しく、上はどちらかというとルートファインディング中心のルートだった。
戸沢山荘(560m)-2°05′-書策新道交差地点(870m)-2°-壊れた堰堤(終了点)-右岸の小尾根~表尾根34′-塔ノ岳(1491m)-大倉尾根~天神尾根1°28′-戸沢山荘  *時間は870m地点及び塔ノ岳での休憩1°13′を除く
2010






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12月水無川支流源次郎沢
表丹沢/当日早朝発日帰り
無雪期バリエーション入門(沢登り)
1級/Ⅲ(②)
GWに行ったときは誤って本谷に入り込んだり(F5まで)、源次郎沢の遡行図と現地の滝Noに食い違いがあり迷ってタイムアウト。このためF5(沢登りルート120等ではF4)の先は左俣を遡行し満足できなかった。今回はそのリベンジ山行(右俣遡行が目的)。
右俣はグレードの割りに登攀要素が強く,特にF6(F5)F10(F9)は初心者の私たちには手ごろで面白かった。
戸沢山荘(560m)-1°51′-二俣-2°16′-源次郎尾根1320m地点-大倉尾根~天神尾根1°17′-戸沢山荘 *時間は二俣及び花立山荘の休憩44′を除く
 2010
11月横岳西壁石尊稜
八ヶ岳/赤岳鉱泉幕営1泊2日
冬期バリエーション初級(岩壁・岩稜・雪稜登攀)
1級上(④)or3級(⑤)/Ⅲ+~Ⅳ-/2時間~4時間
残雪期に時間切れ敗退したルートに再挑戦。今回は雪稜部分がなく時間短縮できたが、上下2箇所の岩壁は岩が凍結しておらず緊張した。特に上部岩壁は岩角で中間支点が取れない上(岩が動く)ピンがほとんどなく難しく感じた。
春雪渓となっていた下部岩壁取り付きまでの浅いルンゼ(最大50度くらい・支点なし)は岩雪のミックスで怖そう。
2010
10月霞沢岳八右衛門沢
北アルプス南部/上高地幕営1泊2日
無雪期バリエーション初心者(ルンゼ登攀)
八右衛門沢は一般道ができるまでは霞沢岳の最も容易な登路、ウェストンも奥穂南稜再登の前に岩トレ目的で登っている(1913年)。
無雪期は奥穂南稜同様(それ以上に)入山者がなく、踏跡を当てにできるコースではなかった。下部には水流があるが(1650m~三本槍沢出合)、基本的に涸れた急なルンゼ登りに終始する。チョックストーンのある涸滝が連続し、直登(Ⅱ+~Ⅳ)も高巻き(歩き難いザレの急斜面)も私たち初心者には結構厳しく時間がかかった。
最上部の二俣は右俣を登るも途中で真ん中の尾根へ通じる急なガリー(60度くらい)に入り込んでしまう。続く薮のナイフリッジをあえぎながら突破しK2付近の稜線に出たが、今回もツメが甘く(苦笑い)、時間(2時間位?)と体力を余分に使ってしまった。
往路下山の予定を変更し、徳本峠経由の一般道を下る、登りで体力を消耗したせいか長い道のりが辛かった。
 2010







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9月奥穂高岳南稜
北ア南部・穂高連峰/岳沢幕営2泊3日
奥穂南稜はウェストンの初登ルート(1912年8月)で、無雪期はバリエーション入門(登攀を含む岩稜縦走)。残雪期は初中級者向けの人気のバリエーションルート。
今回は①ウェストンが辿ったと思われるルンゼを登り、②トリコニーⅠ峰に立つことの2点を最優先課題とした。
問題の雪渓から取付へのアプローチはスムーズ(滝沢出合まで雪がなく、滝沢に残る雪渓からその右岸へ渡れた)。時々Ⅲ位の小滝のあるルンゼは薮もなく中間部までは快適。
ところが、3つに分かれたルンゼは中央を登って失敗。中央ルンゼはツメ(スラブ状岩壁)の一段下にもちょっとした岩壁があり、この突破にてこずった。続く右支稜への登りも昨年以上の激薮漕ぎとなり、この2ピッチで時間と体力を無駄に消耗した。
トリコニーⅠ峰への登りは易しいが高度感がありちょっと怖いところがあった。
結局ルートミスが祟り、岳沢~南稜の頭はあろうことか昨年よりさらに1時間余分にかかった。出発が1時間遅かったこともあって、奥穂頂上はパス。課題は達成したが、最近では一番厳しい山行の一つとなってしまった。
※無雪期のこのルートは特に、ルートファインディング能力の巧拙がポイント(余計な岩登り・薮漕ぎを極力回避する)。無雪期は登路の選択肢が多く(ある意味どこでも登れる)、コースの選択次第で体力の消耗度も所要時間も大きく変わるように感じた。
 2010














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9月槍ヶ岳北鎌尾根
北アルプス南部
北鎌沢出合幕営及び槍ヶ岳山荘2泊3日
無雪期バリエーション初心者(一部登攀を含む長い岩稜縦走)
Ⅲ(独標トラバース)/Ⅳ(独標直登)
水俣乗越~天上沢~北鎌沢右俣から北鎌尾根へ取り付き槍ヶ岳へ(独標は主稜直登)、帰路は東鎌尾根から間ノ沢下降点及び東稜を偵察し槍沢より上高地へ戻るもの。
独標直登はトラバース道と比べると1時間くらい余分にかかるし、登攀具も増えるが、易しい割りに快適なリッジ登攀気分が味わえる。クライミング初心者には楽しいルートと感じた(短いが、ロープを使ったマルチピッチクライミング)。核心は取付から3mのチムニー(Ⅳ~Ⅳ+)、左足がスメアとなりザックが重くて苦労した(ステミングで登れず)、滅多にやらないバックアンドフットにヒールフックまで使って突破。続くナイフリッジは簡単だが高度感あり(Ⅲ+)。ランニングビレー立ち木・ピナクルのほかフレンズ#2~3が使えた。
北鎌ブームのせいか8年前より踏跡が格段に明瞭になった。
確かに、無雪期の北鎌は、バリエーションに興味をもった人にとってその入口に過ぎず、ルートミスしなければ、登攀要素は少なく然程難しくない(岩稜歩きの延長(独標トラバースの場合))。しかし、ロングコースなので、天気の急変等リスクも高く、下手をすれば遭難という事態にも陥るし、また、結果的に行けたという登り方では、その後のステップアップにも繋がらない(北鎌に興味をもった人は北鎌では満足できなくなる)。十分な山歩きの経験(ビバーク経験含む)と初歩のクライミング技術を修得してから臨んだ方が、質的に得るものが大きいルート。
「ロープの要否」を問題にする人は大抵クライミング経験のない人だと思うが、単独で挑戦する場合にも、トラブル時使う可能性があるので(主に懸垂下降)、φ8mm*30m程度のロープは持参すべき(ロープを使えるようになっていることが前提)。
2010
8月小渋ルートから赤石岳
南アルプス南部
荒川小屋及び福川川原幕営2泊3日
一般難ルート(沢登り入門レベル)ウェストンによる赤石岳登頂ルート(1892年)
小渋川の遡行が核心(湯折~広河原)、私達(沢超初心者)にはなかなか手ごたえがあった。確かに滝登りはなく河原歩きには違いないが、夏は水量が多く、特に廊下状となった榛沢出合~キタヤマ沢出合では渡渉の大半が股下~腰高(10回位)。これを嫌ってへつりを試みるもなかなか良いスタンスを得られず、水中を歩いても予想外に深く(胸下)、苔の付いた岩場(Ⅲ+?)を登って何とか通過などということもあった。
沢装備・念のため持っていった10mロープが大活躍
*この年の夏は、どの沢も水量が多く、沢の事故が多発した年。後日知ったのだが、私たちの下山日に単独で小渋川に入渓した人が流されて水死する事故があったとのこと。
2010








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7月横岳西壁小同心クラック
八ヶ岳/赤岳鉱泉幕営1泊2日
無雪期バリエーション入門(短いマルチピッチクライミング)
(参考)冬期バリエーション初級:2級上(④)or3級上(⑤)/Ⅳ
ガイドブックによると小同心の頭までの大半がⅣ-~Ⅳ(但し冬のグレード)。左岩峰基部から見上げたときも写真より急に感じた(75°くらい?)。下部の集塊岩の階段状フェースでは人頭大の岩が抜けたこともあって1ピッチ目は緊張。
中間部以降のチムニーはステミングの連続で容易。肩に抜ける核心は左ルートを登った。ここは出だしがちょっと被り気味だがその部分はごく短いもので直下は広いテラスとなっている。信頼できる支点もあって(カムを使用する場合は大きいものが必要)無雪期なら問題なし。
ダブルロープで登ったこともありロープの流れは然程悪く感じなかった(但し、左上する1ピッチ目は集塊岩でひっかかりやすい)。
2010
5月水無川本谷+支流源次郎沢
表丹沢/当日早朝発日帰り
無雪期バリエーション入門(沢登り)
源次郎沢1級/Ⅲ/②
水無川本谷1級上/Ⅲ/②
源次郎沢へ行くつもりが入渓点を間違えて本谷へ。書策新道の交差地点まで本谷を遡行し同登山道を下山。改めて源次郎沢を登り返すも時間切れの虞があったため上部はショートカットして左側のルンゼを登り花立山荘と天神尾根分岐の中間付近へ出た。
吸血されなかったが帰宅後沢靴を入れていた袋にヤマビルが居てびっくり。
沢のグレードとしては本谷の方がやや難しそうだが巻道には鎖がありルートファインディングの面では源次郎沢より容易に感じた。
2010
4月横岳西壁石尊稜
八ヶ岳/石尊稜中間部ビバーク1泊2日
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冬期バリエーション初心者(岩壁・岩稜・雪稜登攀):1級上(④)or3級(⑤)/Ⅳ-
時期が遅すぎて想像以上にルート状態が悪く、時間切れ敗退となった(上部岩壁へ至る雪稜の手前まで)。登った部分で判断する限り特に難しい箇所があるわけではないが、雪稜までほとんど平坦な箇所なく疲れた。
ロープ使用が10ピッチ以上となりロープワークの巧拙が成否を分けるルートと感じた。
2009








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12月筆頭岩
西上州金鶏山/当日早朝発日帰り
W.ウェストンが日本で初めてロープ確保による登攀を行ったといわれている南稜にあるバリエーション入門ルート(短いマルチピッチクライミング)。
かつては一般道だったため核心部に古い鎖が残っているが、使用は危険。通常はロープを出して3~4ピッチの登り。P2及びその先頂上へのナイフリッジを渡って急なリッジの登り(核心)がⅢ前後の登攀となる。信頼できるピンが多く技術的には易しいが高度感があり見た目が怖い。
下りは金鶏山へ続く東尾根へ垂直~ハングした長い壁を3ピッチの懸垂下降(空中懸垂となる)。特に2P目は目標の中間テラスが見えず下りる方向の見極めがポイントだった。
※表妙義金洞山(中之岳~東岳~鷹戻し)を鎖を触らずに登るよりは易しいが、ごぼうで登っている人は確保しないと危険。また、懸垂下降をマスターしていることがここに行くための最低条件。
 2009
10月御前ヶ遊窟
越後/前夜発日帰り
一般ルート(ハイグレードハイキング)但しシジミ沢の大スラブ直登はバリエーション入門レベル
シジミ沢は一般ルートにしてはルートファインディングがかなり難しい
スラブ上段はルート(左岸寄り草つきの踏跡)を無視してスラブを直登すると支点がほとんどないため見た目より困難(安易にビレーせずに登ってセミになった)。滑落するとどこまで落ちるか検討がつかないので確保が必要。再登する機会があったら上段も直登してみたい気もするが無理は禁物。
2009
10月明神岳主峰東稜
北アルプス南部・穂高連峰
上高地基点ラクダのコル幕営1泊2日
無雪期はバリエーション初心者(岩壁登攀を含む岩稜縦走)Ⅲ+
核心部の20mスラブ(バットレス)はピトンベタ打ちで問題なかったがその下の岩を巻いて浅いルンゼを登る部分や第一階段は草つき混じりの脆い逆層の岩場で見た目より難しく感じた(フィックスロープはボロボロで全く使えない)。
主峰東稜バットレスだけでは物足りないという人には主稜を下降するのがお勧め。主稜も2峰の登りだけではちょっとさびしいが両者を組み合わせると結構楽しめると思われる。下山路として前穂に登り返すのは労力の割りに楽しくない。
 2009


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8月奥穂南稜奥穂西穂縦走
北アルプス南部・穂高連峰
岳沢幕営穂高岳山荘泊2泊3日
奥穂南稜はウェストンの初登ルート(1912年8月)でバリエーション初心者ルート(登攀を含む岩稜縦走)
取り付きを間違いトリコニーまでルンゼ左の藪尾根を登ってしまった。この年は、雪渓の状態が悪く取付までは危険
2009
8月乾徳山頂上岩壁第一岩稜
奥秩父/前夜発日帰り
 
乾徳山はごく普通の一般ルート、頂上岩壁第一岩稜は入門初心者向のクライミングルート(ゲレンデ)
第一岩稜(45mⅣ2P)は1P目のみがクライミングの範疇で2P目は歩き。一本目のピンにクリップするまでがちょっと緊張、あとは中間テラス下のクラックで一歩スメアがあったのがクライミング風だが高度感がなく容易に感じた。第一岩稜だけを目的として乾徳山に登るのはちょっともったいない。
 2009
4月赤岩尾根(西上州)
 両神山八丁尾根(奥秩父)
前夜発日帰り
    
一般ルート赤岩尾根はバリエーション入門レベル)。
岩場は易しいが全般的にルートファインディングがやや難しい。1583m峰までは時折雨、通常は巻くその手前のちょっと急な小ピークをロープを出して直登(∵岩が濡れていて巻道の方が危険)。不覚にも展望の良いP1を巻いてしまった。
 2009

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4月阿弥陀岳北稜
八ヶ岳/前夜発日帰り
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冬期バリエーション初心者(雪壁・岩稜登攀):1級上(④)or2級(⑤)/Ⅲ/3~5時間(行者小屋~阿弥陀岳)
急な雪稜・雪壁アイゼンを履いての岩登り凍った泥岩壁の登攀雪のナイフリッジの通過等コンパクトながら変化に富んだ好ルートだった。阿弥陀南稜でP3を直登した場合と同レベル
 
ちょっとバリエーション2009年~2011年 
 
2012以降 
 2011
 2010
2009 
1995~2008 
剱岳チンネ左稜線
穂高滝谷ドーム中央稜
横岳西壁大同心雲稜ルート
二子山西岳Ⅰ峰中央稜
GWの北穂高岳東稜
奥穂高岳南稜(秋)
小同心クラック(夏) 
明神岳主峰東稜(秋)
阿弥陀岳北稜 
剱岳八ッ峰6峰Cフェース
前穂高岳北尾根
槍ヶ岳北鎌尾根
西穂槍ヶ岳縦走

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