年次別山行一覧
 chronicle04(2012.11〜2015.10)
 ---  
 chronicle
 chronicle04(21〜23年目)
 
--
 
---
 2015.11
以降
 2014.11
-2015.10
 2013.11
-2014.10
 2012.11
-2013.10
 chronicle03
 2009.11〜2012.10
 chronicle02
 1999.11〜2009.10
 chronicle01
1992.9〜1999.10 
 23年目:2014.11-2015.10  pagetopへ  (今年の1名山)穂高コブ尾根 無雪期もバラエティに富んだ(雪渓歩き、岩稜登攀・縦走)バリエーション初心者向きの好ルート
23
 
2015 
10月中
子持山獅子岩(上州)
 岩トレ
マルチ・
フリー初心
3度目だったが、2人とも不調で、前回より時間がかかった。トポの6P目相当でmonchanがまさかのフォール。
22
 
 
2015 
10月上
 
北岳バットレスdガリー奥壁核心
(南ア北部・北岳)
 無雪バリ
岩壁登攀
初中級
C沢D沢中間尾根及び広河原幕営1泊2日
前回は、実質的に奥壁取付までのアプローチの偵察で終わったので、せめて核心部でも触ろうと再挑戦。
アプローチは前回とほぼ同じところでルートミスし(ピンの見落とし)1時間のタイムロス。
奥壁ルートは前半の2Pが核心(ハング〜シンハンドクラックX+20m/フィストクラックのあるスラブX40m)。特にシンハンドクラック(ほぼノーピン)は未経験でビビりまくって時間がかかり、奥壁上部の2Pは諦め、後半は時間の読める4尾根を登った。クラック・ハングやマルチピッチゲレンデでの練習不足を痛感。1日でアタック下山は私たちには負担が大きすぎたようで、monchanが半月板損傷していることが後日判明。
21
 
 
2015 
9月中
 
北岳バットレスdガリー奥壁(敗退)
(南ア北部・北岳)
 無雪バリ
岩壁登攀
初中級
C沢D沢中間尾根及び広河原幕営2泊3日
練習不足とルートミスが重なり、奥壁取付までのアプローチで2時間位タイムロス。
奥壁ルートは、出だしの3段ハング1段目にも梃子摺り、2段目はラインを見つけられず敗退(ラインと思しき所にピンがなかった)。ハングとシュバルツカンテの間のクラックを登り、カンテを跨いで、マッチ箱のコルから第4尾根上部を登った。登攀日に広河原まで下ったが、バスには全く間に合わず。
20
 
2015 
8月中
 小川山廻り目平(奥秩父)
 1日目
○八幡沢左岸スラブ
トムといっしょAライン(5.10a★)
トムといっしょBライン(5.10b)
「春の戻り雪」5.7/4P
2日目

屋根岩2峰「セレクション」5.9/6P
 岩トレ
フリー・クライミング
1泊2日
久しぶりに小川山に出かけた。右足親指は大分快復したが、フリークライミングが出来るか不安だった。右足インサイドのエッジングやスラブではまだ痛みが出て立ち込めない。練習を休んでいる間にkniferidgeは5kgも太ってしまったこともあり、調子が上がらなかった。monchanも久々の小川山で怖々登っていた。
19
 
 
2015 
8月上
 
マスキ嵐沢new
(西丹沢・中川川水系・大滝沢支流)
 無雪バリ
沢登り
初心
2013年8月にも行ったことのあるマスキ嵐沢を再訪した。 
小規模な土砂崩れがあったようで、前回駐車した林道ゲートまで入れず、大滝沢右岸側の林道路肩に車を停めた。
マスキ嵐沢の方は特に問題なく、むしろ前回より倒木が減った感じ。滝登りは容易で痛めた足にはあまり影響がなく、リハビリに丁度良かった。今回もヒルの害はなく、少し早くスタートしたおかげかアブも少なかった。 
2度目なので何とかコースタイム内で遡行できたが、下山路とした権現山南尾根の下降で苦労し、時間がかかった。
18
 
 
2015 
7月下
 
穂高コブ尾根new
(北ア南部・穂高連峰)
 無雪バリ
岩稜登攀
初心
マイナーピーク手前で幕営1泊2日。コブ尾根は、下半部の藪が煩く、通常はコブ沢及びその枝沢のルンゼからアプローチして取付く。
このアプローチ道は、時期が遅くなると、コブ沢の雪渓の崩壊が進み、当該ルンゼへ上がるのが困難になるため、梅雨明け後早い時期に行きたいと思っていた。ところが、夏本番を前にしてkniferidgeが右足親指を捻挫。一旦は諦めたが、2週間ほど治療に専念し、何とか山行予定日に間に合った(テーピングしてソールの堅い登山靴なら普通に歩ける)。
ルンゼの取付へは、コブ沢雪渓が左岸に繋がっている箇所があったが、左岸の岩場へ渡った後、その側壁の登りが、重荷+登山靴となると、意外に手強かった(岩が脆く逆層)。また、炎天下に登ったガラガラのルンゼは辛かった。
コブ尾根登攀は、比較的容易で問題なし。コブT峰の登りは100m・V+くらい、TUのコルへの懸垂下降も少しクライムダウンした後ラペルすれば15m弱だった。
歩きが辛い割に登攀が短く、また、夏は虫が多いのが難点。ただ、奥穂高岳の懐深くを辿る上部岩稜帯からの景色は抜群で、一度は登ってみる価値のあるルートと思った。
17
 
 
2015 
6月下
 
城山(伊豆・大仁)
○南壁
とんとん拍子(5.8)
ブルースカイ(5.9)

アナザーステップ(5.9)★
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り。梅雨の晴れ間にフリークライミング。少し長くて苦手なハングのある「ブルースカイ」の練習が目的。トップロープながらmonchanはノーテンションで登れるようになったが、kniferidgeはどうしてもテンションなしでハングを越えられず。朝方は前日の雨で濡れていて滑るし、蛭まで出た。昼近くからコンディションは良くなったが、真夏のような暑さと、やぶ蚊・スズメバチに悩まされた。そろそろ城山は厳しい季節。
16
 
 
2015 
6月上
明神岳主峰東稜〜主稜縦走
(北ア南部・穂高連峰)
 無雪バリ
岩稜登攀
初心
明神岳W峰幕営1泊2日。梅雨入り前に、最後の雪山のつもりで明神岳主峰東稜へ行った(主稜縦走、南西尾根下山)。今年は雪解けが早く夏山同然だったのは残念。ただ、幕営装備を担いで登山靴で登ると容易な岩場が中々手強く良いトレーニングになった。
15
 
2015 
6月上
城山(伊豆・大仁)
○クッキングワールド
イタリアンジェラード(5.8)
始の辣韮漬(5.9)

トマッテーナ(5.10b)★★
焼きビーフン(5.10a)★★

 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り。kniferidgeの左手母指球の痛みは相変わらずで(クライミングをしなければ治まり、やると再発)、隔週テーピングをして人工壁主体で登っている。外岩は久しぶりなので、相性のいいクッキングワールドへ出かけてみた。
14
 
  
2015 
5月上
  
北岳池山吊尾根(南アルプス北部)
 雪山中級
2泊3日。雪の季節、北岳のスタンダードコースの池山吊尾根は、ずっと行ってみたかった。
中々実現しなかったのは、吊尾根登山口である野呂川右岸「歩き沢橋」までのアプローチが大変そうに思えたからだった。実際に行ってみると、トンネルの多い林道歩きはうんざりしたが、鷲住山の登降はあまり時間がかからず、覚悟して臨めば、思ったほどではなかった。
残雪は、吊尾根2400m辺りから断続的に見られるようになり、BCをそれ以上に上げないと水の確保が出来なかった。例年より雪が少なかったため、吊尾根自体は問題となる箇所はなく、クランポンは使用しなかった。
アタック日は天気が良く、富士山や中央・北アルプスの展望、バットレスの観察も出来、佳い山行ができた。
13
 
2015 
4月下
赤岳天狗尾根(八ヶ岳)
 冬バリ
岩稜初級 
日帰り。美し森より川俣林道経由で地獄谷を赤岳沢出合まで遡行。赤岳沢2000m地点より天狗尾根の支尾根に取付き、天狗尾根登攀。下降はツルネ東稜経由で出合小屋より往路下山。
樹林帯は腐った雪で歩き難かったが、岩場は雪がなく無雪期同様。復路の地獄谷はヘッデン歩行に加え、融雪で往路より増水し渡渉を強いられ時間がかかった。日帰り山行としては過去最長の行動時間(18時間超)。今回は真っ新のバイルをビレーポイントに忘れ終了点間際から取りに戻るという大誤算があったが、それがなくても予備日なしの日帰りは今の実力では少々無理があった。
12
 
2015 
3月下
城ヶ崎(東伊豆・富戸)new
純(5.8★)
パープルシャドウ(5.8★★★)
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り。人工壁の予定だったが、kniferidgeの左手親指付け根の痛みが慢性化。あまり影響のない入門クラックということで、またフナムシロックへ出かけた。「純」をRPするつもりが不調でトライもできず。monchanの方はは調子が良くて、「純」はすんなりPP、「パープルシャドウ」もTRながら、ノーテンションで登り切った。
11
 
2015 
3月上
城ヶ崎(東伊豆・富戸)new
鬼ごろし(5.7★)
純(5.8★)
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り。朝、河津桜を見物し、城ヶ崎フナムシロックでフリークライミング。前日かなり降ったらしく、目当ての「パープルシャドウ」は水が流れていた。代わりに「純」、「鬼ごろし」をトップロープとリードで練習。今回もコンディションが今一つのためピンクポイント(PP予めカムをセットした状態で完登)。河津桜は満開だったが、雲が多く残念。
10
 
 
2015 
2月下
 pagetop 
城山(伊豆・大仁)new
○クッキングワールド
イタリアンジェラード(5.8)
始の辣韮漬(5.9)

トマッテーナ(5.10b)★★
 城ヶ崎(東伊豆)
○フナムシロック南の岩東面
パープルシャドウ(5.8★★★)
 岩トレ
フリー・クライミング
1泊2日(下田宿泊)で河津桜見物+フリークライミング。
初日は城山クッキングワールド。昼近くまで岩が湿っていてコンディションは今一、岩が乾いてきたと思ったら今度は強風で早々に引き揚げた。下田へ向かう途中立ち寄った河津桜はまだ3部咲きで、がっかり。
2日目は、城ヶ崎フナムシロック。前回から登り始めた「パープル・シャドウ」の練習。
09
 
2015 
1月下
 阿弥陀岳南稜
(八ヶ岳)
 冬バリ
雪稜岩稜
入門
 
日帰り
雪の阿弥陀南稜は2001年と2002年の残雪期に行ったことがある。八ヶ岳の冬バリルートも少し慣れて来たので、今回は冬に日帰りでチャレンジしてみた。
08
 
 
2015 
1月中
 城ヶ崎(東伊豆)
○フナムシロック北の岩南面
鬼ごろし(5.7★)
純(5.8★)
○フナムシロック南の岩東面
パープルシャドウ(5.8★★★)
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り。kniferidgeが『鬼ごろし』レッドポイント(RP)。今回は、南の岩東面にある「パープルシャドウ」の練習を始めた。5.8ながら★★★で、以前から気になっていた。北の岩南面の各ルートより高さがあるが、適度な難易度で、楽しいルート。私たちの次の目標として、手頃に感じた。
07
 
 
2015 
1月上
 pagetop
安倍奥の山伏
(南アルプス・白峰南嶺)
 
 展望
スノー
ハイク入門
1泊2日(山伏頂稜幕営) 西日影沢コース往復
城山の帰りに車中仮眠し、山伏へ行くつもりだったが、翌日も強風が予想され、一旦帰宅後、1日ずらして出直した。
山伏は、富士山展望で有名。年末年始は雪が少なく、入山者も多いので通常は日帰りスノーハイクの山。
今回は、敢て頂稜で幕営し、朝夕の写真を狙ってみたのだが・・・。
06
 
 
2015 
1月上
 
城山(伊豆・大仁)
○クッキングワールド
イタリアンジェラード(5.8)
トマッテーナ(5.10b)★★
青椒肉絲(5.10b)★
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り
年始に塩見岳を計画していたが、強風が予想され中止。代わりに、城山フリークライミング+安倍奥の山伏スノーハイクに変更。
「クッキングワールド」は貸切で幸先の良い初登りと思ったら、風が強く寒かった。kniferidgeは比較的得意な「トマッテーナ」で核心を抜けた直後、強風に煽られフォール。これですっかりビビってしまい、苦手な「青椒肉絲」は二人ともトップロープのみ。こちらは、小ハングの上は飛ばされるほどで、フリークライミングで耐風姿勢を強いられる。結局、嫌気がさして、たった4本ずつで撤収。
05
 
 
2014 
12月下
pagetop
 筆頭岩南稜(西上州)
 ちょいバリ
高崎起点日帰り。榛名湖のイルミネーション見物の序に筆頭岩を再訪。取付までのアプローチ道に所々残雪があり、細くて高度感があるだけに緊張。ルート自体は南面で問題なかった。このルート、登攀は易しいが高度感がある。懸垂下降は、またしてもロープが木の枝に絡まり、宙づり状態で解くのに苦労した。
04
 
 
2014 
12月中
 
 城ヶ崎(東伊豆)
○フナムシロック北の岩南面
鬼ごろし(5.7★)
純(5.8★)
樹氷(5.8★)
 岩トレ
フリー・クライミング
 
日帰り。漸く二人とも『純』をピンクポイント(PP)。ただ、レッドポイント(RP)は、まだまだ難しそう。下部はともかく、核心(中間〜出口)でカムのセットしながら登るのは、現状では余裕がなく、トライするレベルにないと思う。久しぶりに、樹氷をトップロープで練習してみたが、やはり、中間部が難しい。
03
 
 
2014 
12月上
 
 城ヶ崎(東伊豆)
○フナムシロック北の岩南面
鬼ごろし(5.7★)
純(5.8★)
 岩トレ
フリー・クライミング
 
日帰り。『純』のリードが目的。『鬼ごろし』はすんなりPP。『純』は核心でレイバックからジャミングに移行するところと、クラック出口の一手が怖い。monは前者でテンションが入り、knは後者でA0になり、二人ともPPできなかった。前回残置のカムは、回収されていた(泣)。
02
 
 
2014 
11月中
 pagetop
 城ヶ崎(東伊豆)
○フナムシロック北の岩南面
鬼ごろし(5.7★)
純(5.8★)
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り
『鬼ごろし』のリードが目的。セットしたカム(フレンズ#2)を回収できず、痛恨の残置。今回は、二人とも、予めカムをセットした上での完登(ピンクポイント)はできた
01
 
2014 
11月上
 小川山廻り目平(奥秩父)
 1日目
○八幡沢左岸スラブ
トムといっしょAライン(5.10a★)
トムといっしょBライン(5.10b)
ジャーマン・スープレックス(5.10c★★)
2日目

○安・近・短岩
5.9ルート
5.10aルート

3日目
屋根岩2峰「セレクション」
 岩トレ
フリー・クライミング
 
2泊3日
文化の日の連休は、後ろに1日ずらした日程で小川山に出かけた。年々寒さに弱くなり、3日とも昼前後から岩場に出かけ、1日3〜4本しか登らない体たらく。これでは、成果などあろうはずもなく・・・・。
予報が悪かったせいか3連休にしては空いていたが、人気ルートはやはり順番待ちとなっていた。そこで、隠し玉として『100岩場』にも載っていない「安・近・短岩」へ行ってみたが、5.9ルートにも梃子摺り、練習不足が露呈した感じ。この岩場は陽当たりが悪いため、秋には寒すぎると思った。
 22年目:2013.11-2014.10  pagetopへ  (今年の1名山)剱岳チンネ左稜線
   ∵13年前からの大きな目標の一つを何とかクリア。
19
 
 
2014 
10月中 
 
奥穂ジャンダルム飛騨尾根
(北ア南部穂高連峰)
 無雪バリ
岩稜登攀
初級
幕営1泊2日(天狗のコル)
飛騨尾根は、T5(上から数えて第5テラス)よりジャンダルムまでが登攀対象。
当該テラスは、コブ尾根の頭とジャンダルムとの鞍部より飛騨側へ落ちるαルンゼ(β沢とも呼ばれる)を下降してアプローチする(参考文献によると下降時間『15〜20分』)。
前回は、間抜けにも、T2から取付いてしまい、核心のT2下のピッチを登ることが出来なかった。
そこで、雪は心配ではあったが、記憶が新たなうちにと、予定山行を変更して、再挑戦。
18
 
 
2014 
9月下 
 
奥穂ジャンダルム飛騨尾根
(北ア南部穂高連峰)
 無雪バリ
岩稜登攀
初級
幕営2泊3日(岳沢)
ジャンダルム飛騨尾根は、奥穂高岳のジャンダルムから飛騨側へ派生する急峻な岩尾根。
古いガイドブックによると、無雪期の難易度は『ルートグレード1級・最高ピッチグレードV』『剱岳八ッ峰主稜縦走より難しく、同Y峰Cフェース+Aフェースより易しい』と、私たちにもお手頃な位置付け。
そこで、岳沢紅葉見物とセットにして、挑戦してみることにした。
17
 
 
2014 
9月上 
 pagetop
 チンネ左稜線
 (北アルプス北西部・剱岳)
 無雪バリ
岩稜岩壁
登攀
初中級
幕営2泊3日(熊ノ岩)
先月、降雨のため取付にすら行けなかったチンネ左稜線。今回も予報は微妙だったが、今季最後のチャンスだったので、再挑戦してみることにした。
時期的に真砂平(真砂沢ロッジ)からの日帰りは厳しいと思われ、禁じ手の、室堂入山・熊ノ岩ベースで2日目にアタックするプランとした。
雨は入山日の朝方のみで済み(室堂に着いた時はあがっていた)、今回は何とか、念願のルートを自分たちで登ることが出来た。
16
 
 
2014 
8月下 
 
 小川山廻り目平(奥秩父)
 
 岩トレ
フリー・クライミング
2泊3日
天気が芳しくなかったので、予定山行を中止して、小川山へ。
今回は、「春の戻り雪」「ガマルート」で、マルチ用に買い替えた靴(knアナサジ・レースアップ/monモカシム・オンサイト)のテストが主目的。初日に懸案の「ブラック&ホワイト」の練習もしたが、徹夜明けで全くダメ。monchanが、前回トライしなかった「トムといっしょ」のバリエーション(5.10b)をすんなり完登(RP)。
15
 
 
2014 
8月上 
 pagetop
 長次郎谷右俣
 (北アルプス北西部・剱岳)
 バリ入門
雪渓登攀
 
 幕営3泊4日(真砂沢ロッジ)
チンネ左稜線に挑戦しようとしたが、長次郎谷右俣の雪渓状態が悪いとの情報に計画が二転三転。
右俣上部のシュルントは八ツ峰側をへつれば回避可能とわかったものの、熊の岩はいっぱいということで、真砂沢ロッジベースの日帰りアタックになった。
ただ、長丁場のため体力が持つか不安。そこで、2日目は、アタック日と同装備で右俣から池ノ谷乗越の往復(雪渓の状態とコースタイムの確認)、アタックは3日目とした。結果的にこれが裏目に出て、3日目未明から10時頃まで雨天、雨宿りしながら、熊の岩まで行ったものの、結局断念してテン場に引き返した。
黒部ダム〜真砂沢ロッジは内蔵助平・ハシゴ谷乗越のコースを往復。登攀具+幕営装備(kn19kg、mon15kg)だと予想以上に辛かった(往復とも約7時間)。
14
 
  
2014 
7月中 
  
 大同心正面壁雲稜ルート
 (八ヶ岳横岳西壁)
 無雪バリ
岩壁登攀
中級
 前夜発日帰り
私たちには難しすぎて、いつも眺めるだけだった大同心正面壁。人気の雲稜ルートは、無雪期はフリーで良く登られている。
急だが支点が整備されており、その間隔も短いという噂、A0なら何とか行けるだろうと安易に挑戦してみたのだが(一応アブミは持参)・・・・。
一言で言うと、中高年・万年初心者の私たちには、実力以上の厳しいルートだった。
平日で幸い貸切だったが、後に他のパーティーがいたら遅すぎて(登攀時間4時間7分)顰蹙を買うところ。もっと登れるようにならないと再トライ出来ないと感じた。
 
13
 
 
2014 
6月末
7月初 
pagetop 
 中ノ谷よりザラ峠
 (北アルプス中西部)

 ウェストン
ちょいバリ藪・雪渓
幕営1泊2日(中ノ谷)
ウェストンも歩いた「越中信濃横断道(佐々成政のザラ越え・針ノ木峠越え)」のトレースを目的とする山行。
2泊3日で昨年の「針ノ木峠越え」及び「中ノ谷からザラ峠」を通して歩くつもりだったが、初日の予報が悪く、1泊2日で後者のみに計画を縮小した。
黒部ダム-(黒部湖畔道)-平の小屋-刈安峠-(廃道となった下降路)-中ノ谷-ザラ峠-五色ヶ原−(中ノ谷とヌクイ谷の中間尾根(現在の一般道))−刈安峠−黒部ダム
12
 
2014 
6月下
 
 城山(伊豆・大仁) 
○クッキングワールド
イタリアンジェラード(5.8)
始の辣韮漬(5.9))
トマッテーナ(5.10b)★★

青椒肉絲(5.10b)★
 (おまけ)
ストロガノフ(5.11c)★★★でエイド・クライミングの練習
 岩トレ
フリー・クライミング
 
日帰り
「久助ラスク」の販売が再開されたとの噂。休みと梅雨の中休みのタイミングが合ったので、マンネリ気味だが、城山クッキングワールドへ出かけてみた。
最近リバウンド気味のせいか?完登率の低い「
青椒肉絲(5.10b)★」にまたも1テン。
蒸し暑くてモチベーションは下がるし、水切れになったので、昼食後はアブミの練習を1本ずつやっただけで、早々に引き揚げた。
もう一つの目的の「久助ラスク」地元スーパーで無事ゲット。
11
 
 
2014 
5月下
 
pagetop 
 小川山廻り目平(奥秩父)
1日目
○八幡沢左岸スラブ
トムといっしょAライン(5.10a★)
トムといっしょBライン(5.10b)
ブラック&ホワイト(5.10b★★)
春の戻り雪(100m/5.7/4P)
2日目

ブラック&ホワイト(5.10b★★)
トムといっしょAライン(5.10a★)
トムといっしょ
Bライン(5.10b)
 岩トレ
フリー・クライミング
 
1泊2日
今年初めての小川山。昨年とうとう落とせなかった「ブラック&ホワイト」の練習が主目的。どスラブは専らアナサジ・レースだったが(kniferidge)、寿命になったので、代わりにリソールから戻ってきたばかりのミウラで登った。新しいソールではやはり足裏感覚が今一つで核心部のどスラブが厳しく、TRでも昨年以上に登れなくなった。monchanはTRならテンションなしで登れるようになっており、2日目にリードしたが、下部のトラバースでフォールしてすっかり意気消沈、RPはお預けとなった。
10
 
  
2014 
5月上
 
  
 横岳西壁小同心クラック
(八ヶ岳)
 冬バリ
初級
冬壁入門
イグルー
体験
前夜発1泊2日(赤岩の頭下でフォーストビバーク)
今年のGWは、天気が不安定で、北アルプスは無理と判断。2日ずらし、目的地も『小同心クラック』に変更した。このルートは、ほとんど歩きのないマルチピッチながら、ガバ系の比較的容易なルートと感じたので、クランポンでも寒くないGWなら登れると判断しての挑戦。
09
 
  
2014 
4月中
 
pagetop 
 伯耆大山弥山〜剣ヶ峰縦走
(中国山地)
 雪稜トレ
スノー
ハイク
中上級
前夜発1泊2日(米子より日帰り)
米子をベースに『百名山』のとき踏めなかった大山最高点の剣ヶ峰(1729m)を目指した。
 ルートは、大山寺より残雪たっぷりの夏山登山道を上がり、弥山から剣ヶ峰・天狗ヶ峰と稜線縦走。象ヶ鼻を経てユートピア避難小屋へ下り、そこから宝珠尾根へトラバース(ユートピアコース)。尾根は下らず、上宝珠越より谷筋を辿り元谷経由で(砂すべりコース)大山寺へ戻るもの。
08
 
 
2014 
3月下
 
 
 天神尾根から谷川岳
(谷川連峰)
 雪洞体験
スノー
ハイク
初級
1泊2日(熊穴沢ノ頭付近で雪洞泊)
谷川岳ロープウェイ利用のお手軽スノーハイク。本来日帰りコースだが、敢て雪洞泊とし、翌日トマノ耳、オキノ耳へ登頂後往路下山。
谷川岳は19年前の残雪期に1度登ったきりで、その時は視界がなくオキノ耳を断念していた。今回は天気に恵まれ、やっと谷川岳の最高点に立つことができたばかりか、素晴らしい展望も得られた。これだけコストパフォーマンスの高い山行も珍しい(労少なくして功多し)。やはり残雪期ならではだと思う。
07
 
 
2014 
3月中
 
 横岳西壁石尊稜
(南八ヶ岳)
 冬バリ
初級
1泊2日(赤岳鉱泉幕営)
石尊稜は2010年の残雪期と新雪期に2度トライしたことがある。
ただ、残雪期は時間切れ敗退、新雪期は何とか石尊峰に達することができたものの、冬、大半を占める雪稜がないのでは価値が分からないと考え、時期を変えて再挑戦してみた。
06
 
2014 
3月上
 
pagetop
 城山(伊豆・大仁) 
○クッキングワールド
イタリアンジェラード(5.8)
始の辣韮漬(5.9))
トマッテーナ(5.10b)★★

青椒肉絲(5.10b)★
ポーチドエッグ(5.10a)
 岩トレ
フリー・クライミング
 
 
日帰り
河津桜見物の帰りに、城山クッキングワールドへ行った。今回は新しい靴の慣らしが目的。何度も登ったことがある所ばかりだったが、練習不足・体重増加に加え、不慣れな靴の割には登れた方だと思う。
ただ、kniferidgeは相変わらずダウントゥが苦手、簡単なスラブでもフラットソールでないと厳しい。
05
 
  
2014 
1月下
 
  
 城ヶ崎(東伊豆)
○フナムシロック北の岩南面
鬼ごろし(5.7★)
純(5.8★)
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り
1年1月ぶりに城ヶ崎のフナムシロックへクラックトレーニングに行った。終日冬晴れで陽は射していたが(13時半くらいまで)、風があり、ビレー中は防寒着が必要。
登攀中も薄手のウィンドブレーカーがあるとよいかも。ブランクのせいか、入門ルートにトップロープでも苦戦し、2ルート6本で終了。初めての時より登れなくなっており大ショック。
04
 
 
2014 
1月上
 
 
水無川モミソ沢(表丹沢) 
 クランポン
トレ
日帰り
年始にkniferidgeが冬靴とクランポン(アイゼン)を衝動買いしたため、予定を変更して、靴慣らし+クランポントレーニングへ出かけた。
 寒波の影響で、丹沢にも雪が降り、本チャンっぽい雰囲気や、スノーハイクも楽しめた。
03
 
 
 2014
1月初
pagetop 
幕岩悟空スラブ(湯河原) 
 クランポン
トレ
日帰り
年始は、八ヶ岳の冬バリ初級ルートor宝剣岳で計画を進めていた。
 ところが、予報が芳しくないし(強風)、また、アイゼントレーニング・ジムクライミングもやっておらず、中止。かわりに、昨年に続き、幕岩でアイゼントレーニングをやった。
02
 
 
2013
11月下
 
 
小川山廻り目平(奥秩父) 
1日目
○八幡沢左岸スラブ
トムといっしょ(5.10a★)
ブラック&ホワイト(5.10b★★)
2日目

ブラック&ホワイト(5.10b★★)
 岩トレ
フリー・クライミング
 
1泊2日
例年、金峰山荘は11月中旬の週末までの営業と記憶していたが、今年はクライマーが増えたせいか、1週延びていた。営業期間中はキャンプ場の水やトイレが使用できるので悪あがきとは思ったが、駆け込みで出かけてみた。
当然のことながら、3週前よりさらに寒くなっていた(最低気温-5℃、1日のうち半分は氷点下)。
課題の岩場に陽が射すのは10時半〜13時前の約2時間のみ。岩場のコンディションは良いものの、寒くてモチベーションが上がらないし身体も動かず、前回よりさらに不調。それでも、monchanは2日目に3週前のレベルまで戻していたが、kniferidgeは絶不調のまま小川山シーズンを終えることになった。
01
2013
11月上
 
pagetop
 小川山廻り目平(奥秩父)
1日目
○八幡沢左岸スラブ
ジャーマン・スープレックス(5.10c★★)
ブラック&ホワイト(5.10b★★)
トムといっしょ(5.10a★)
2日目

ブラック&ホワイト(5.10b★★)
 岩トレ
フリー・クライミング
 
1泊2日
小川山シーズンも終盤、今年は目標ルートを1本しか落としておらず、慌てて廻り目平へ出かけた。11月なら空いていると思ったものの、そこは連休中、順番待ちもあって「ブラック&ホワイト」は2日粘ってトップロープで何とか5本練習できた。結局、下部の核心に自信を持てずリードトライは断念。最低気温は-1℃、日射しがあれば登っているときは寒さを感じないが、ビレー中は防寒着が必要だった。
 
 21年目:2012.11-2013.10  pagetopへ  (今年の1名山) 滝谷ドーム中央稜
   ∵クライミングと涸沢の紅葉、二兎追って二兎得ることが出来た!
23
 
2013
10月中
 
 城山(伊豆・大仁)
○クッキングワールド
イタリアンジェラード(5.8)
始の辣韮漬(5.9))
トマッテーナ(5.10b)★★

青椒肉絲(5.10b)★
ポーチドエッグ(5.10a)
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り
最近、kniferidgeは特に人工壁で絶不調(ルート変更で同グレードでも以前より少し難しくなったせい?)。外岩マルチや本チャンの直後は、傾斜の強い人工壁で違和感を感じたことはあるが、今回は1月以上その状態が続いている。そこで、気分を変えたくて、傾斜はあるが、短くて比較的御しやすいルートの多いクッキングワールドへ行ってみた。
22
 
 
2013
9月末
10月初
   
滝谷ドーム中央稜
(北ア南部穂高連峰)
 無雪バリ
岩壁登攀
初中級
幕営2泊3日(涸沢)
自称穂高ファンの私としては、かねてより穂高の三大岩壁(滝谷・奥又白・屏風岩)のどこでもいいから、まず1本登ってみたいと思っていた。
このうちオールフリーで登れて、ポピュラーなルートといえば、滝谷ドーム中央稜。ここなら、涸沢ベースでアタックでき、紅葉見物を餌に妻を説得するのも容易。ただ、二兎(紅葉とクライミング)追うためには、時期の選択が問題。涸沢の紅葉ピーク時では寒い滝谷の登攀は厳しくなることが予想され、紅葉の始まりの頃を狙って9月末で計画した。
21
  
2013
8月下
  pagetop
 針ノ木谷(北アルプス中部)
 ウェストン
ちょいバリ沢歩き
幕営1泊2日(針ノ木谷出合)
ウェストンも歩いた「佐々成政のザラ越え復路(針ノ木峠・ザラ峠を経て信州から越中へ戻るコース)」のトレース目的の山行。
当初2泊3日で全コースを通して歩くことを目論んだが、初日の予報が悪かったため、前半部分(針ノ木峠〜針ノ木谷〜平ノ渡)に計画を縮小した。
20
 
2013
8月中
 
 北岳バットレス第4尾根主稜
(南アルプス北部)
 無雪バリ
岩稜登攀
初級
前夜発2泊3日
19年ぶり2度目の北岳はバットレス入門の第4尾根主稜から登った。
初心者向けとはいえロングルート。御池ベースで行動時間が11時間近くになってしまったが、初めてのルートだし、実力を勘案すれば妥当な結果だと思う。
今回は3日でそれぞれを偵察・アタック・下山に分けて計画したので、精神的にも・体力的にも余裕を持って行動でき、クライミングを楽しむことが出来た。帰幕後の生ビールがうまかった!!
19
 
2013
8月上
pagetop 
 大滝沢マスキ嵐沢
(西丹沢中川川)
 無雪バリ
沢登り
初心
日帰り
『東京起点沢登りルート120』に『西丹沢の初心者入門コース』とあったマスキ嵐沢へ行ってみた。『西丹沢はまだヒルの被害がない』とあったからである。
倒木が多いものの、小粒ながら渓相の美しい沢という印象。また、容易だが滝登りが多く中々楽しめた。ただ、水量が少なく、確かに、私たち初心者向きだが、水無川本谷や源次郎沢のように道標や滝Noの表示等はなく、この点が『初心者だけでの入渓は避けてほしい』の件に相当するのかも。 
なお、今回は、前日突然思い立ち、ガイドブックを斜め読みしてその遡行図とガイドマップをコピーしただけで出かけたため、標準コースタイムを大分オーバー。遡行自体はそれほどでもなかったが、唯一表示があって容易なはずの@入渓点の特定と、A下降路に選んだ鬼石沢の作業道に入るのに梃子摺った点が(誤った踏跡に引き込まれた)、その主な原因。やはり、地形図くらいは用意していくべきだった。
18
 
2013
7月下
 pagetop
 小川山廻り目平(奥秩父)
2日目
○八幡沢左岸スラブ
トムといっしょ(5.10a★)
ブラック&ホワイト(5.10b★★)
ビスタの夏休み(5.9)

往年の乱(5.10b)

3日目

○ガマルート6P/5.7or5.9★
 岩トレ
フリー・クライミング
マルチ・
フリー入門
早い梅雨明けというと一昨年を思い出す。この時は7月下旬に戻り梅雨となったと記憶しており、嫌な予感がしていた。残念ながら、今年も同じタイミングで梅雨のような天気となり、仕方なく予定山行は中止、2泊3日で小川山へ転進。
初日は終日雨天のため全く登れず、実質2日間のクライミングとなった。
2日目に雨が上がり、岩は湿っぽかったが、何とか「往年の乱」を完登(RP)。
最終日は久々の晴天でもったいなかったものの、妻が「疲れるところはパス」というので、ガマルートオリジナルライン(ガマスラブは割愛)へ。今回は、4P目はオリジナルの右ルート(5.7、ボルトなし)、また、ジャミングを嫌って避けていた最終ピッチの短いクラック(5.7)も初めて登った。
17
2013
7月上
 城山(伊豆・大仁) 
○クッキングワールド
イタリアンジェラード(5.8)
始の辣韮漬(5.9))
トマッテーナ(5.10b)★★

青椒肉絲(5.10b)★
 (おまけ)
ストロガノフ(5.11c)★★★でエイド・クライミングの練習
 岩トレ
フリー・クライミング
  
日帰り
関東甲信より2日遅れで伊豆(東海)も梅雨明け。朝方は梅雨空だったが、太陽が覗くとうだるような蒸し暑さとなった(二人で4Lの水を飲み尽くした)。
いつもの3本をそれぞれリードし、懸案の「
青椒肉絲」は、トップロープでムーブを確認してからリード、何度も練習した甲斐あって、ようやく二人とも無難に完登できた(monchanはこのルート初完登)。昼食後はモチベーションが下がってしまい、下の岩場は中止。代わりに、「ストロガノフ(フリーで11c)」にトップロープをセットし、エイド・クライミングの練習をした。
16
 
2013
6月上
 pagetop
城山(伊豆・大仁) 
○クッキングワールド
イタリアンジェラード(5.8)
始の辣韮漬(5.9)
トマッテーナ(5.10b)★★

青椒肉絲(5.10b)★
焼きビーフン(5.10a)★★
 岩トレ
フリー・クライミング
 
中伊豆起点日帰り
蛍見物の翌日に城山クッキングワールドへ行った。
この岩場は年始以来なので、不安なルートはトップロープでホールドを確認してからリード。1度しか完登していない「
青椒肉絲」は、リードで登れる気がせず、核心の小ハングを右から越えるライン(完登時とは異なるライン)を練習した。
クッキングワールドはショートルートばかりだが、小川山の初心者ルートより立っており(垂壁〜微前傾壁が多い)、私たちがフェーストレーニングをするには手ごろなエリアと再認識した。日射しがなく半袖でちょうどよい陽気。ただ、オオスズメバチが活動中で、木の多い下の岩場には行く気がしなかった。
15
2013
6月初
 小川山廻り目平(奥秩父)
1日目
○八幡沢左岸スラブ
ジャーマン・スープレックス(5.10c★★)
ブラック&ホワイト(5.10b★★)
トムといっしょ(5.10a★)
ビスタの夏休み(5.9)

往年の乱(5.10b)

2日目

○屋根岩2峰セレクション7P/5.8★
 岩トレ
フリー・クライミング
マルチ・
フリー初心
1泊2日
「手のないスラブ」トレーニングに「ジャーマン・スープレックス(5.10c)」をトップロープで練習しはじめた。やはり核心部が厳しい。妻はズルズル滑りながらも登っていたが、私は一旦テンションが入ると腰砕けになって一歩が出なくなってしまう。下部のラインは分かったし、この核心が登れるようになれば(Tr)、他の目標3ルートは登れる気がするので、今は地道に練習するしかなさそう。2日目は「セレクション」を通して登ったが二人とも相変わらずクラックに難あり。
14
2013
5月中
pagetop
 小川山廻り目平(奥秩父)
1日目
○八幡沢左岸スラブ
トムといっしょ(5.10a★)
ブラック&ホワイト(5.10b★★)
ジャーマン・スープレックス(5.10c★★)
ビスタの夏休み(5.9)

往年の乱(5.10b)

2日目

○ガマルート5P/5.7or5.9★
 岩トレ
フリー・クライミング
マルチ・
フリー入門
1泊2日
今年最初の小川山。昨年夏より大分体重増加しており、成果は今一つ。八幡沢左岸スラブで5本登ったが、初めて登った「ジャーマン・スープレックス(5.10c)」は「手のないスラブ」のトレーニングには最適のルートと感じた。このルートをトップロープで練習すれば、懸案の「ブラック&ホワイト(5.10b)」や「往年の乱(5.10b)」を落とせそう。練習方針が決まったのが今回の収穫か。
13
 
2013
5月上
 
空木岳池山尾根
(中央アルプス)
 雪山中級
 
前夜発1泊2日(2350m地点で幕営)
このコースは17年前の紅葉期に木曽駒からの縦走の際、下山時に歩いたことがある。
難所といっても当時から鎖・梯子が設置されており、問題になる箇所はなかったと記憶していた。
ところが、東尾根に当たる池山尾根は雪が多く1800m以上はずっと雪道、アイスバーンになっている箇所も多い。このため、@大地獄・小地獄(迷尾根基部のトラバース)、A小地獄手前〜迷尾根の頭(冬の直登路でトラバース道ではない)の通過は気が抜けなかった。
@の大地獄は氷化した箇所が多く、その後の小地獄は急な雪壁の長いトラバースでここを安全に通過するには50mロープが必要。
私たちは小地獄手前からAの冬道を辿ったが、前半は氷化した痩せ尾根の通過、後半には池山尾根と迷尾根の間のルンゼの登降(冬バリ初心者レベル)がある。特に後半は最大50°位・50m程の雪壁状となっており、半マストビレーの練習のため携行していた20mロープが大いに役立った。
このような状況は、気温上昇で融雪が進めばすぐに解消するだろうが、今回はGWだからと少々なめすぎていたなお、入山日の前日に前記難所で滑落死亡事故が発生しており、山岳救助隊による収容作業が行われていた。
12
 
2013
4月中
 pagetop
子持山獅子岩(上州) 
 岩トレ
マルチ・
フリー初心
 日帰り
昨年11月の初トライ時は、二人とも一箇所ずつA0になったし、終了点まで3時間超だった。
今回は@3時間以内を最優先事項に、Aそれぞれリードする各ピッチの完登を目標として再トライ。
@は妻の頑張りで達成できたが、Aは私がリードした4P目/7Pの核心でまたしてもA0となりダメだった。二子山と大差ない標高なので心配だったものの、2週間経つとずいぶん暖かくなり、持参したフリースは不要。ただ、頂上は風がありウィンドブレーカーが重宝した
 11
 
2013
4月上
 
 二子山西岳T峰中央稜
(西上州)

○ルートグレード3級下・7P 
○最高ピッチグレード5.7〜5.8(X〜X+)
★★
 岩トレ
マルチ・
フリー初心
 
前夜発日帰り
一昨年11月の初トライ時は、核心の3P目でA0になったり、易しいはずの上部岩稜はトポのライン(上部は左ルート)と異なるものに入り(右ルート)、ルートファインディングで悩んだりと、4時間以上もかかってしまった。
そこで、今回は@核心部のクラックの完登、A上部左ルートのトレース、B所要3時間以内を目標に再トライ。
10
 
 
2013
3月下
 
 城山(伊豆・大仁)
○南壁
ホームボーイ(5.8)★★
南西カンテ(6P/5.9(5P目ハング直登))
 岩トレ
マルチ・
フリー初心
日帰り
しばらく山に行けないでいるうちに、桜の季節となってしまった。ちょっと花見もできてクライミングということで今年も城山へ。
目当ては2月前にも登った初心者マルチの「南西カンテ」、2度目だし、今回はコンディションにも恵まれ、前回より1時間短縮できた。昼過ぎに荷物をデポしておいた南壁取付へ戻ってみると、平日なのに南壁各ルートには10人以上がが取付いている。ちょっと惜しい気もしたが、すっかりやる気が失せてしまい、早々に退散。
幸い、狩野川河川敷は「城山さくら」が満開となっており、ゆっくり花見ができた。
09
 
2013
2月中
pagetop 
赤岳西壁北峰リッジ(赤岳主稜)
(八ヶ岳赤岳西壁)
 冬バリ
初級
 (厳冬期)
 
日帰り
厳冬期の冬バリルートは歩く山と比べ格段に寒くこれまで敬遠してきた。北峰リッジは一昨年の残雪期に行ってみたものの、無雪期に近い状態で浮石も多く、達成感も楽しさも得られなかった。
やはり、冬期クライミングルートは厳冬期に登らなければ価値がわからないと思い、旬のこの時期に再挑戦することにした。今回は天候(晴天・無風)にもルートコンディションにも恵まれ(雪は少なく、ホールドはしっかりコンクリートされている)、おまけに週末なのに順番待ちもなく、快適なクライミングを楽しむことができた。
08
 
2013
1月中
 
城山(伊豆・大仁)
○南壁
ホームボーイ(5.8)★★
南西カンテ(6P/5.9(5P目ハング直登))
 岩トレ
マルチ・
フリー初心
日帰り
先日の大雪の影響で計画していた八ヶ岳の初級バリエーションに替えて、以前から気になっていた城山南壁で最も簡単なマルチピッチフリークライミングルート『南西(西南)カンテ』に挑戦してみた。
「南西(西南)カンテ(120m/6P(アプローチ除く)/5.9(5P目ハング直登))」は、通常、南壁スラブのいずれかのルートを登って斜上バンドをへ上がり、左へ60mトラバースしたところから取付く(一番簡単なルートを登ってもカンテ自体(W)より難しい)。また、カンテの上にあるハングの通過では、バリエーションのハング直登ルート(5.9)を選択し、四苦八苦することになった。
07
2013
1月上
幕岩悟空スラブ(湯河原)
 クランポン
トレ
城山の帰りに幕岩の悟空スラブでアイゼントレーニング。
06
2013
1月上
pagetop
城山(伊豆・大仁)
○クッキングワールド
イタリアンジェラード(5.8)
始の辣韮漬(5.9))
トマッテーナ(5.10b)★★

青椒肉絲(5.10b)★
焼きビーフン(5.10a)★★
 岩トレ
フリー・クライミング
2013年の初登りは、昨年に続き城山クッキングワールドでお手軽フリークライミング。登ったことのあるところばかりトライしたが、二人とも体重増加の影響か(?)不調。薄日は射すものの雲の多い天気で寒かった。
05
 
2012
12月下
 
城ヶ崎(東伊豆)
○フナムシロック北の岩南面
初孫(5.5)
オバステ正宗(5.8)
鬼ごろし(5.7)

純(5.8★)
樹氷(5.8★)

初孫以外はトップロープ(TR)
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り
1月半ぶりに城ヶ崎のフナムシロックへクラックトレーニングに行った。終日冬晴れで、午前中、陽が射しているときは暖かだったものの(ビレー中も防寒着不要)、陽が当たらなくなる午後は風もあってやはり寒かった。
まずは、『初孫(5.5)』をカムをセットしながらトップロープで登った後リードトライ。流石にこのグレードなら完登できたが(ピンクポイント(PP))、事前にカムをセットした割には余裕がなく、他のルートは全てトップロープで練習。レイバックで登るS字クラックの『樹氷』は上部が難しくトップロープでもテンションが入った。
04
 
2012
11月下
 
湯俣温泉スノーハイク
(北アルプス)
 ハイキング
 
1泊2日
恒例の雪見山行、今年は以前から気になっていた湯俣温泉(1420m)へ行ってみた。
湯俣温泉は、高瀬ダムの上流、水俣川と湯俣川の合流点に位置し(というより燕山荘の西方直下)、野口五郎岳(竹村新道),槍ヶ岳北鎌尾根,三俣山荘方面(伊藤新道(廃道))の登山基地。
湯俣川はその名の通り温泉が湧き出す所で、川原を掘ると噂どおり野湯を楽しむことが出来る(温度調整がなかなか難しく少々時間を要する)。また、ここから見える北鎌尾根と槍ヶ岳は他の場所からとは異なる重厚な姿でちょっと新鮮、寒さに負けて早起きできなかったのが残念。
03
 
2012
11月中
pagetop 
城ヶ崎(東伊豆)
○フナムシロック北の岩南面
初孫(5.5)
オバステ正宗(5.8)
鬼ごろし(5.7)

純(5.8★)
全てトップロープ(TR)
 岩トレ
フリー・クライミング
日帰り
城ヶ崎というと難しそうなイメージがあったが、フナムシロックは『初心者の練習に適したルートが多い』とのことで出かけてみた。噂どおり暖かくビレー中も防寒着は不要だった。これで駐車スペースが広ければ文句なしだが(ギリギリ3台)、住宅地内なので贅沢はいえない。
低グレードのものばかり4ルートをピックアップしてトップロープで練習した。最初に登った初孫は「5.5=W」だからと舐めていたら中間より上は傾斜も出てきて、1〜2手はジャミングで登らなければならず、トップロープでも意外に難しく感じた(NPルートでいきなりリードしなくて良かった)。2本目からは少し落ち着いて登れたが、5.7〜8クラスは、まだリードは厳しそう。今回登ったルートは、下部はステミングやバックステップで登れ、上部の核心をジャミングして(数手)クリアというパターンが多く、私たち入門者でも取り付きやすかった。
02
  
2012
11月上
  
子持山獅子岩(上州)
 岩トレ
マルチ・
フリー初心
日帰り
小川山物語の完登後、少し高度感にも慣れてきた気がしたので(?)、黒岩(榛名山)で薦められた、人気のマルチピッチ・フリークライミングルート「獅子岩南東壁」へ挑戦してみた。
このルートは、最高ピッチグレード5.8,7Pとフリーのルートとしては初心者レベルだが、自分たちだけで登り、マルチで初見となると、1PルートのRPレベルで少なくとも2〜3ランク上まで登れることが必要条件となるから、万年初心者の私たちにはギリギリと予想していた。 
 01
 
2012
11月上
 pagetop
西岳・星穴岳
(西上州妙義山)
 無雪バリ
 岩稜登攀
入門
日帰り
表妙義の稜線は西岳までは経験があるが、その先の星穴岳は「ルートファインディングが難しく危険」という噂。
10年以上前から気になっていたものの、ずっと二の足を踏んでいた。
近年ガイドパーティーが定期的に入り、そのせいか入山者も増えたとのこと。そこで、例年なら雪見山行に行く時期だが、もうアブは出ないだろうし、今年は趣向を変えて紅葉の星穴岳へ行ってみることにした。
pagetopへ 
 chronicle03(2009.11〜2012.10)
 
山の手帳(トップページ)
山域別山行一覧