「山の手帳」

1992年から夫婦で山歩きをはじめました。「日本百名山」の後は、ちょっとスリリングなルートにも挑戦。
「いつかはマッターホルン!」
kniferidge&monchan
白峰三山(南アルプス)
 年間山行概要
ここでは、概ね過去一年以内の山行(岩トレ等を除く)の概要を紹介しています。
岩トレ等も含め、すべての山行リストとコメントは山行一覧にあります。
 最近公開した山行記録
ピナイサーラの滝(西表島北部・ヒナイ川)観光
2024年10月上・ハイキング(ガイドツアー参加)/石垣島から日帰り
 2年前の石垣島旅行の際、フェリー欠航で断念した竹富島と西表島へ行ってきました。今回の主目的はピナイサーラの滝見物(ガイドツアー)でした。
 
 ピナイサーラの滝
伊藤新道(北ア中部・湯俣川)ちょいバリ(一般難路)
2024年9月上・沢歩き+稜線歩き/新穂高温泉下山
前夜発幕営3泊4日(湯俣温泉晴嵐荘・第5吊橋左岸・双六小屋)
 今年の夏も連日猛暑、こういう時には少しでも涼しい所ということで、今が旬の、伊藤新道へ出かけました。
 湯俣温泉には、過去2度行ったことがありますが(野湯と新雪の槍の写真(湯俣岳)目的)、その際、随分昔に廃道となった伊藤新道に再整備の計画があることを知り興味を持ちました。昨年夏、漸く「伊藤新道復活」の報を目にし、早速情報収集。
すると、通常は、湯俣温泉までのアプローチに半日(高瀬ダムから歩行3時間)、伊藤新道に1日(三俣山荘まで10時間)。下山は3通り選択肢があり1~2日要するので、全日程2泊3日~3泊4日となることが分かりました。
 なお、二人とも潜在的な持病を抱えており(knは膝と腰、monは心肺機能低下(∵肺の部分切除))、最近は標準コースタイムで歩けるのはせいぜい5時間くらい、これを超過すると極端に歩行速度が低下します(特にザックの荷が13kg超で顕著)。このことを勘案すると、まず、伊藤新道の行程が少々長いので(特にmonちゃんは歩きの急登が弱い)、当初より湯俣川遡行のパートと後半の尾根歩きのパートを2日に分ける計画(第五吊橋付近でフォーカスト・ビバーク)としました。
マスキ嵐沢(西丹沢・中川川・大滝沢)沢登り初級1級Ⅲ
2024年8月下・日帰り/鬼石沢左岸尾根下山
 
西ノ滑沢で熊に遭遇奥秩父・笛吹川水系・東沢
2024年8月上・沢遊び・キャンプ(幕営1泊2日)
 魚留の滝(釜ノ沢)
熊目撃情報
(日時)8/2 am10時頃
(場所)西ノ滑沢出合のすぐ下流、左岸の樹林帯
体長1mくらいのツキノワグマ。 子熊か成獣かわからない微妙な大きさで(単独行動していたことから成獣?)黒というよりダークブラウンに近い色。
熊鈴を持参していたが、水音で聞こえなかったのか5m位の距離になるまでお互いに気が付かなかった。熊の方もびっくりした様子で、すぐ山側に向きを変えで急斜面を駆け上っていった。
 
栗駒山+川原毛大湯滝/ハイキング・観光
(奥羽山脈・2024年6月下・須川高原温泉起点日帰り)
 
 栗駒山
 栗駒山を望む
 名残ヶ原
 産沼
 
 川原毛大湯滝
マスキ嵐沢/沢登り初級1級Ⅲ
西丹沢中川川大滝沢・2024年6月中・日帰り
箒沢権現山南尾根下山
 
F3(二段10m)
大雨の翌々日でまだ水勢が強く,この滝で初めてロープを出した。
上段は左側から取付き、中間部で水流を右に渉る。最上部は、水勢が強い時は水流のない右壁に逃げるのが無難。ただ、水流がない箇所は滑っており注意(スチールたわし有効)。リードは中間支点が取れないので、滑落厳禁。
F4(8m)
平水時より難度が上がっていたが、滑らないし、ホールド豊富でF3より容易
高尾山秩父山地
ハイキング・観光(
2024年6月上旬・日帰り)
 梅雨入前のお手軽ハイキングということで、高尾山へ行きました。
 knは首都圏に移ってきて40年になるのに高尾山は初めて、monchanも子供の頃しか行ったことがないとのことで、早速ネットで情報収集。それによると、高尾山は、今でこそ、東京近郊の行楽地として有名ですが、元来は修験道の霊場で、高尾山薬王院(真言宗)の寺域とのこと(後述の1号路を歩けば納得です)。
 ハイキング対象としての高尾山は、最寄りの京王高尾山口駅から山頂(599m)までの標高差約400m。ケーブルカーとリフトがあり、これを利用すると6分ないし12分で7合目相当まで運んでくれます。
 全行程を歩くルートは3本(1,6号路及び稲荷山コース)、他に、中腹を周回する2号路、山頂付近を周回する5号路、中腹から山頂部へのバイパスの3,4号路があります。
 今回は、相対的に涼しそうということで沢沿いの6号路を登りました(∵薬王院の表参道である1号路は混雑しそう。曇天で尾根道の稲荷山コースは展望が期待できない)。実際に歩いてみると、上部に長い階段があるものの、概ねなだらかで道幅も広く、登山道というより遊歩道、心配していた虫もおらず助かりました。
ゆっくり歩いても山頂まで1時間半足らず、もっと涼しい季節なら快適なハイキングが楽しめそう。 
中央アルプス主稜北部縦走(極楽平~空木岳)
残雪期縦走・雪山中上級(
2024年5月中旬・2泊3日(檜尾小屋&空木平小屋))
 懸案の残雪期中央アルプス主稜北部縦走へ行きました。今シーズンも寡雪。GWは所用で出かけられず、5月中旬では、昨年6月と大差ないだろうと半ば諦めていましたが、直近に降雪があり、初日はまるで新雪期のような様相、いい意味で期待を裏切られた山行でした。
 なお、1泊2日で行った昨年は池山尾根の下りが辛かったし、体力不足も解消されなかったので、今回は2泊3日(+予備日1日)の計画としました。
迷い尾根偵察中ア空木岳池山尾根
残雪山行の足慣し(
2024年5月上旬・迷い尾根の頭幕営1泊2日)
『残雪の中央アルプス主稜北部縦走』に先立ち、足慣らしを兼ねて、下山道の現況(池山尾根中間部の迷い尾根付近)を確認しに行きました。 
 池山尾根中間部、小地獄~ヨナ沢の頭間は(池山尾根を一旦離れる部分)、季節によって、南支尾根の迷い尾根と出合った後の経路が二通りあります。一つは、無雪期の一般道で、小荒井沢源頭部をトラバースしてヨナ沢の頭で池山尾根に復帰するもの、要所は桟道やステップ等が設置されています。もう一つは、古い地形図等に記載のある旧登山道で、無雪期歩かれることはありませんが、冬期、夏道が通行困難な時期に、ロープ等を使える人なら、前者より安全なので利用されます。
 10年以上前のGWに池山尾根から空木岳に登った時は、雪解けが遅く、図らずも後者の迷い尾根直登路を登降することになりました(前日に夏道を通過した単独者が滑落して亡くなったため冬道を勧められた)。
辻山南ア北部鳳凰山・残雪山行の足慣し&写真(2024年4月中旬・辻山幕営1泊2日)
 monchanの胸骨骨折もほぼ全快したので、残雪期山行に備えて足慣らしに出かけました。病み上がり3ヶ月振りの山ということで、幕営1泊2日で行っても面白そうな日帰り行程の山を物色したところ、鳳凰山夜叉神コースの途中にある辻山が思い当たりました。この山は北岳の展望台、鳳凰三山とは少し違う角度から見てみたいと以前から思っていたからです(昔は好展望だった山火事跡は木が煩くなってしまった)。 
吾妻山公園湘南二宮・散策(2024年2月中旬・日帰り)
 富士山の展望と四季の花が楽しめる二宮の「吾妻山公園」へ行きました。真冬なのに、もう春のような暖かさ、頂上の展望台は菜の花が満開でした。
鳳凰山地蔵岳南ア北部鳳凰山・スノーハイク(写真山行)
ドンドコ沢偵察(年始日帰り)/御座石尾根から往復(2024年1月上旬・幕営1泊2日)
 ここ数年厳冬期は、もう一度、地蔵岳からモルゲンロートの白峰三山を撮ることを目標としています。今年は、大晦日スタートの2泊3日でドンドコ沢から地蔵岳を目指すことにしました。大みそかの天気は予報より悪く、夜明け前から丸一日、雨が降ったりやんだり、結局、青木鉱泉で停滞(幕営)となりました。
 1週間後にも予備の計画を入れていたので、元旦は日帰りで、昨秋のビバーク地まで偵察することに。ところが、白糸の滝展望台でmonchanが躓いて転倒。胸部を打ったようで、酷く痛がっていましたが暫くすると普通に歩けるようになりました。帰宅後、咳をすると激痛が走るとのことで、整形を受診。診断結果は胸骨骨折。幸い日常生活に支障はなく、湿布等で痛みを緩和し保存療法(免荷で安静を保つ)すれば良いとのこと。
と言う訳で、翌週はkniferidge一人で出かけることにしました。
 単独で出かけるなら、カメラ機材(4kg強)と幕営装備(鳳凰小屋は今季使用不可)・食料を全て担がなければならず(最小限の装備でザックは13kg)、knの近年の体力低下を勘案し、まず、ルートを行程・日程の短い御座石尾根に変更。また、2日目、夜明け前確実に地蔵岳に到達するには、初日は午前中にビバーク地に着き、地蔵岳付近まで往復が必要条件なので(賽の河原までトレースをつける)、出発は未明としました。
年間山行概要  
 最新山行速報より前の山行概要はこちらで紹介しています。
 
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