「山の手帳」

1992年から夫婦で山歩きをはじめました。「日本百名山」の後は、ちょっとスリリングなルートにも挑戦。
「いつかはマッターホルン!」
kniferidge&monchan
白峰三山
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近況(2016 5.15) 
 monchanが肺の手術から快復したと思っていたら、今度はkniferidgeが突然、腰部及び右足の激痛に襲われ通常歩行が出来なくなりました(4月上旬)。  
 整形外科を受診したところ脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)と診断され、がっかり。高齢者に多い神経痛程度の認識しかなかったのですが、自分で経験してみると、意外に大変。歩行障害に加え、全く仰向けになれないため殆ど眠れない状態が1週間以上続きました(2週間位は本当に辛い日々でした)。4回の神経ブロック注射で痛みはかなり緩和され、漸く飲み薬も効くようになってきました。ただ、ひと月経過した現在も、まだストックを突いて休み休みでないと歩けず、それも20分程度が限界です(間欠跛行(かんけつはこう))。
 春は、赤岳東稜、白馬岳主稜とステップアップを企んでいましたが、当然キャンセル。この分では夏もせいぜい日帰りのリハビリハイキングが出来る程度かなと思われ、気分は完全にブルーです。
まあ、焦っても仕方がないので、この機会に、滞っていた山行記録の更新作業に着手しようと思っております。
赤岳天狗尾根/冬バリ(1級(*1)or3級下(*2)/Ⅲ+)
(八ヶ岳南部・2016年3月下旬・1泊2日(出合小屋泊))
天狗尾根上部岩稜帯  
 近年は高齢の両親の介護支援のため帰省することが多くなり、山行やその記録作成がままならない状況(この山行記録もいつになることやら)。また、昨年秋にmonchanが肺の手術を受け(幸い肺癌ではなかった)、標高の高い山は止められていたので、今季はリハビリのつもりで低山ハイキング(竜ヶ岳)やアイスクライミングの真似事(霧積温泉)に費やしておりました。
漸くmonchanのドクターストップも解除され、昨シーズンの宿題の「赤岳天狗尾根」へ行ってみることにしました。
 昨年4月は、時期が遅いから日帰りでも大丈夫となめていたら、アプローチの地獄谷が雪解け水で増水していたり、上部岩稜帯で忘れ物をして回収に戻ったりと、トラブル続きで、美し森に戻れたのはなんと23時過ぎ。内容も、上部岩稜帯が無雪期同然だし、最初の核心とされる急な草付ルンゼは(カニのハサミとP1の間で厳冬期は雪壁になるらしい)ビビって巻いてしまい、心残りな山行でした。
 今回は、初日はゆっくり出発し出合小屋泊まり。翌日午前中にアタック、ツルネ東稜経由で小屋へ戻り、そのまま往路下山としました(冬期一般的な計画)。
ただ、この計画は2日目の行動時間が正味12~13時間となるので(2日間で15時間程)、病み上がりのmonchanの体力がもつかが、最大の懸念材料でした。
上部岩稜帯の登攀(マウスポインタを合わせると画像が切り替わります)
 表画像:(左)P1下の草付ルンゼ/(右)P1からP2基部への登り
 裏画像:(左)P2を巻いて大天狗へ/(右)大天狗肩のバンドへの登攀
山行データ等→雪山ハイク
 
 
子持山獅子岩/マルチピッチフリークライミング初級(5.8・140m)
(上州・2015年10月中旬・日帰り)
1P~2P目(40m・5.7)/3P目(30m・5.7)及び4P目(25m・5.8)終了点間際  
(マウスポインタを合わせると画像が切り替わります
 来月早々monchanが手術を受けることになりました。術後暫くはクライミングに行けなくなりそうなので、その前に紅葉見物がてらどこかに登ろうと、子持山獅子岩へ行ってみました。
過去2度行ったことがありますが(2013.4の記録)、今シーズンはスラブやマルチピッチの練習不足で、先日のdガリー奥壁の苦戦もあり、kniferidgeは少し容易な二子山中央稜の方が無難かと迷います。ところが、monchanはどういう訳か自信ありげだし、週末は二子山の方がもっと混みそうなので獅子岩となった次第。
 9時半過ぎに取付へ行ってみると、先行は2パーティー。準備を含め1時間近い順番待ちがあったものの、後続はなく一安心(マイペースで登れる)。
 ただ、準備しながら壁を観察するとkniferidgeには前回登った時より立っているように感じました(嫌な予感)。こういう予感って結構当たるもの、縦ホールドでハイステップという箇所で(7Pで登った場合2,4P目)ビビって何度かA0となってしまいます。monchanも不調、3P目の核心で思い切りの悪さが気になっていたら、前回は難なくクリアしていた6P目では、不安定な体勢でクリップしようとしてまさかのフォール。5mくらいは落ちたようで、擦り傷程度で済んだのは幸運の賜物(被り気味の箇所でダメージが少なかった?)。マルチフリーのルートだから良かったものの(ペツルのボルト等ピンの信頼性が高い)、本チャンなら只では済まなかったかも。とにかく無事でよかった。
 なお、上記のピッチ数は7Pで登った場合のもので、実際には1~2Pと5~6Pは繋いで、5Pで登りました。
山行データ等→ちょっとバリエーション  
dガリー奥壁核心から4尾根
/
無雪期クライミング初中級(3級上・Ⅴ+・125m)
(南ア北部・北岳バットレス・2015年10月上旬・CD中間尾根幕営1泊2日)
dガリー奥壁1P目(Ⅴ+・20m)/同2P目(Ⅴ・40m)  
(マウスポインタを合わせると画像が切り替わります
 先月の初挑戦は、殆ど奥壁ルートに触ることも出来なかったので、せめて、出だしのハング位は登ってみようと出かけてみました。ただ、今回もknifridgeが少し減量出来たくらいで、大して状況が好転したわけではありません。半ば偵察のつもりでダメだったら4尾根へエスケープというくらいのスタンスでした。
 10月になると夜明けが遅いし寒い(5時で0℃)。指がかじかんでアプローチのdガリー大滝の登りにも一苦労。おまけにdガリーではピトンを見落とし、前回と同じルートミス、せっかく1時間早くスタートしたのに早々に貯金がなくなります。
 奥壁のハングはネット情報でラインを確認し、オブザベーションを入念にやったので、ピトンは容易に見つけられました。4段のハングで最初の段と最後の段が少し手強いですが、各段はあまり高さがなく、確かに、遠見程には難しくありません(最上段は出口より中間スタンスに上がるのに苦労した)。
しかし、ハングの上はすぐビレー点と思っていたら、そこは1P目(Ⅴ+20m)の中間点、上には真ん中にシンハンドクラックのあるツルツルのスラブが続いていました。しかもハング出口にリングボルトが1本あるだけで後はノーピン(手持ちのカムで使えそうなのは#0.5が1本のみ)。長いシンハンドクラックは練習したことがなく、回れ右しようかと思いましたが、よく観察すると、所々クラックが広い箇所があり、#1も何とか使用できそう。それで勇気を振り絞って、登攀を続行することにします。カム2本を交互に送りながら進むわけで、少し登って目いっぱい上にカムをセット、下のカムを回収に戻って登り返すという作業の繰り返し。客観的に見れば僅かな距離なのに恐ろしく高度感があり、高所恐怖症のkniferidgeには大同心(雲稜ルート)のドームを登った時と同じくらい長く感じました。
 2P目(Ⅴ40m)はフィストサイズのクラックのあるスラブ(monchanリード)。ここも基本的にはカムでプロテクションを取りながらの登攀。ロープが交差する等のトラブルがあったものの、内面登攀嫌いのmonchanにしてはすんなりクリア。
ただ、ビレー点を通り過ぎ、ラインを見失って4尾根寄りの凹角まで登っていました。そこから奥壁後半の正規のラインに戻るにはトラバースが必要。前半2Pに2時間以上かかっていることを勘案すると、下山が遅くなりそう。先の読めない奥壁より(トラバースを除き4尾根との合流点まで40mⅣ、上部はオフウィドゥスあり)、勝手の分かっている4尾根を登ることにしました(枯木テラスまで35mⅤ-のカンテ)。結局これが奏功し、今回はヘッデンのお世話にならずに広河原まで下りることが出来ました。
山行データ等→ちょっとバリエーション 
dガリー奥壁(敗退)/無雪期クライミング初中級(3級上・Ⅴ+・125m)
(南ア北部・北岳バットレス・2015年9月中旬・CD中間尾根・広河原幕営2泊3日)
  dガリー/4段ハング(Ⅴ+・20m)
(マウスポインタを合わせると画像が切り替わります
 2年前の第4尾根が快適だったので、今度は少しレベルを上げてdガリー奥壁に挑戦してみたのですが・・・・・。
 このルートは、北岳バットレス第4尾根と第5尾根の間にあるdガリーの奥壁に展開する赤褐色のスラブ帯を登るもの。最上部は、第4尾根新ルートのナイフエッジ途中から同ルートに合流します。dガリー奥壁ルートだけなら、dガリー大滝か第5尾根支稜を登って下部岩壁を越え、dガリーを詰めてアプローチするのですが(Ⅱ~Ⅲ)、中級者なら下部フランケ(4級下・Ⅴ-)から継続登攀することが多いようです。私たちは勿論前者。
 今季は練習不足でdガリー大滝を登っている頃から不調。dガリーは簡単だからコンテのつもりが、浮石が多いし、ホールドが滑り嫌な感じ(途中からスタカットに切り替えた)。歩きに近いと思っていた箇所が意外に手強ったので「途中で左に分かれたルンゼがdガリーなのでは」と勘違い。わざわざ、脆いスラブ(ノーピン)をトラバースして隣のルンゼへ移動。ピラミッドフェースを登っている人に指摘され、引き返しましたが、約2時間のタイムロスとなりました。
 やっと取付に着くと、出だしは、巨大な4段の階段がそのまま手前に45度くらい傾いたような岩場でした。この4段ハングに関しては『見た目ほど難しくない』とか『難しいのは最上段の出口のみ』という記述がありましたが、1段目から梃子摺り、続く2段目はラインと思しき辺りにピンが見当たりません(後日、単なる見落としと判明)。仕方なく2段目右端にあったピトンでランナーを取ります。そこからハングに戻ればよかったのでしょうが、屈曲したラインとなりロープの流れが悪いし、気持ちが「逃げ」に入っていたのか、頭上に続くクラック(浮石が詰まっていて結構悪い)を登ってしまいました。30m程登ってクラックを抜けると、件の4段ハングは既に左手眼下に遠ざかり、正規のルートに戻るには細かいスラブを横断するしか手はありません。
 ツルツルのスラブのトラバースなど思いもよらず即座に断念、退路を検討。
 まず、頭上は草付混じりのオフウィドゥス~チムニー、それは「枯木のテラス」へ続いているようですがあまり登られているようには見えません。また、すぐ右のシュバルツカンテにはビレーポイントがあったものの、かなり急で、中間支点が取れないとお手上げです。そこで、トポを取り出し照合したところ、シュバルツカンテ経由でdガリー奥壁から第4尾根へエスケープできるルートがあることが判りました(登ったクラックもその一部)。
 一段上がってみると、予想通り、カンテへ上がるピンが続いており、そのラインを辿って「マッチ箱のコル」へ出ることが出来ました。この先は、2年前と同じラインをトレースするだけ。ただ、以前よりピンが減っていて(不要なピトンが抜かれた感じ)、少し難しく感じる箇所がありました(城塞の凹角等)。
 山行データ等→ちょっとバリエーション
マスキ嵐沢/沢登り初心者(1級・Ⅲ)
(西丹沢・中川川水系・2015年8月上旬・日帰り)
 2015年の夏山行第二弾は西丹沢のマスキ嵐沢へ行きました。
 マスキ嵐沢は、西丹沢・中川川水系のうち畔ヶ丸(1293m)を源流とする大滝沢の支流。2年前の同時期にも行ったことがあります。小滝の連続する明るい綺麗な沢だったし、涼しくて、蛭にも遭遇せず、珍しく二人とも良い印象を持ちました。
kniferidgeは、まだフリークライミングができる状態ではありませんが、簡単な滝登りなら問題なさそう。また、前回の記録は、未完のまま放置しており、今度はちゃんと記録を残そうということで、再訪することにしました。
 ところで、この沢は、私たち初心者には、下山の方が大変な気がします。それは、水無川水系の源次郎沢、水無川本谷等のように、尾根に出てから直接起点に戻れる一般道がないからです(西丹沢自然教室への登山道はある)。
前回はガイドブックに記載のあった鬼石沢の右岸沿いを下りましたが、その作業道を中々見つけられず苦労しました。
今回は、ネット記録でよく見かける権現山南尾根を(鬼石沢沿いの下山路より距離が短い)下ってみました。
出だしは、明瞭な踏跡も赤テープもあり、安心していたら、途中から支尾根が次々に分かれ右往左往。急勾配のリッジをいくつか経由し、最後に辿りついた尾根は、手入れの行き届いた森林。作業道も現れ、予想通り目標地点(林道ゲートP付近)に出ることが出来ましたが、所要時間は、遡行と大差なく(2時間)、ルートファインディングのセンスのなさを再認識させられました。
穂高コブ尾根/無雪バリ初心者(1級・Ⅲ+)
(北アルプス南部・奥穂高岳・2015年7月下旬・コブ尾根幕営1泊2日)
 2015年の夏山行第一弾は穂高のコブ尾根へ行きました。
 コブ尾根は、穂高の主稜線上にあってジャンダルムのすぐ南西隣のピーク(コブ尾根の頭3140m)から南方へ派生し、岳沢小屋へと続く標高差1000m、1.4km程の尾根。その名称は上部岩稜帯に鎮座するコブⅠ峰(コブ)に由来しています。
 当該岩峰は、大同心(八ヶ岳横岳西壁)や奥穂ジャンダルムには及ばないものの、小槍程のスケールがあり、コブ尾根の頭はもちろん、上高地からでも容易に指摘することが出来ます。ただ、奥穂の懐深くに位置するせいか、稜線歩きをしていた頃は、ほとんど目に留まらず、名前を知っているだけでした。
 ところが、2009年に奥穂南稜に登った際、藪の切れ間から覗いたその圧倒的な存在感に驚かされ、登高意欲を大いに掻き立てられました。昨秋の1回目の飛騨尾根の折にも検討しましたが、小屋の人から「わざわざこの季節に行く人はいない」と言われ、取付の偵察だけで断念しました(∵秋になると、コブ沢の雪渓がほとんどなくなり、取付手前に現れる困難なCS滝、取付付近のスノーブリッジ等、尾根へのアプローチとなるルンゼへ上がるのが困難となる)。
 今年は夏山本番を控え、kniferidgeは、以前からの慢性的な左手母指球の痛みに加え、2週間ほど前に右足親指を捻挫してしまいました。10日程は通常歩行にも支障がでる状態でしたが、漸く足の痛みも和らぎ、テーピングを施し、ソールの堅い登山靴でなら普通に歩けそう。コブ沢からルンゼへの取付きがクリア出来れば、コブの岩登りは容易で短いとのことなので、手始めに本ルートに挑戦してみようと思った次第です。
山行データ等→ちょっとバリエーション
明神岳主峰東稜から主稜/無雪バリ初心者(Ⅲ+~Ⅳ-)
北アルプス南部・2015年6月上旬・明神Ⅳ峰幕営1泊2日)
明神岳Ⅴ峰より来住方を振り返る/主峰東稜バットレスとⅡ峰の登攀
(マウスポインタを合わせると画像が切り替わります
 梅雨入り前に、明神岳主峰東稜~主稜縦走を計画してみました。
 明神岳主峰東稜は、主稜線からひょうたん池へと伸びる急峻な岩稜。明神岳東面に展開する7つの尾根のうち最長のもので、下又白谷を挟んで前穂高岳の第一尾根と対峙しています。初登は1931年7月谷博。
 尾根ルートの性格上(下部は藪や草付が多い)、積雪期・残雪期のルート(初中級)として知られているほか、無雪期は、クライミング初心者のバリエーション体験に手頃です(私たちも、2009年10月に行ったことがあります)。
 明神岳主峰東稜は、残雪期(5月中旬頃まで)1泊2日のコースですが、6月は明神ベースの日帰りの記録も珍しくありません(多くはガイドツアー)。日が長いので夜明け前から歩き始めれば日中に十分な行動時間を確保できるし、また、天気が不安定なこの時期の山中幕営を回避したいからでしょう。確かに、このプランは、重荷から解放され、担荷力のない私たちには、とても魅力的に思われました。しかし、上高地マイカー規制のため、どのみち2日の日程となるし(∵前日に明神まで入山が必要)、山行予定日は、初日が晴れのち曇り、2日目が晴れのち雨の予報。2日目に日帰りアタックというのは天気の面だけでなく、遅くなると上高地を出られなくなる虞がありリスキー、結局、山中1泊2日のプランとしました。
 ところで、微妙な時期とは言え、北アルプスで6月上旬なら多少は雪山の雰囲気を味わえるものと思っていました。実際20年近く前の白馬岳では、6月下旬でも、頂上付近の一部を除き、稜線も雪道だったことがあります。ところが、昨今の温暖化に加え、今年は特に雪解けが早かったようで、明神岳の尾根ルートは、夏山同然でした(沢筋には勿論雪があります)。
ルート上に残雪があったのは、東稜の①ひょうたん池(雪田)とその手前の雪渓、②第一階段手前の草付の一部、③ラクダのコルの3箇所で、主稜ルートは完全に消えていました。クランポンは全く使用せず、アックスも雪集めとペグ打ちで使っただけ。
 幕営地としては、スペースと水の確保を優先するなら、ラクダのコルがベスト。ただ、私たちは、2日目天気が下り坂であることを考慮して、初日に明神岳主峰を越え、Ⅴ峰台地まで進むつもりでした。主稜では水の確保が難しそうなので、バットレス真上に見えた雪田から4L相当の雪を担ぎ上げたところ、これが重くて、簡単なはずの主峰直下やⅡ峰の登りで苦戦、予定より手前のⅣ峰頂稜でビバークすることになりました。
 なお、主稜上でもⅣ峰より手前なら東面の沢の源頭には雪があり、わざわざ主峰の下から担ぎ上げる必要はありませんでした(骨折り損)。また、日中の気温は10℃前後と快適ですが、朝夕はまだ低くシュラフカバー+夏用シュラフではちょっと寒かったです(Ⅳ峰頂稜の午前5時の気温は1℃)。
 山行データ等→ちょっとバリエーション
池山吊尾根から北岳(GW)/スノーハイク(雪山中級)
南アルプス北部・2015年5月上旬・幕営2泊3日)
 北岳バットレス/北岳頂上直下の登り
(マウスポインタを合わせると画像が切り替わります)
 今年のGWは、池山吊尾根から北岳へ行ってきました。
 北岳登山と言えば、広河原からのコースが一般的ですが、かつては、池山吊尾根がメインルートだったようです。また、南アルプス林道は1年の半分以上が冬期閉鎖されており(11月中旬~6月下旬)、当該期間は、このコースが依然として北岳の主要路ですから、その存在意義は今でも決して小さいものではありません。
 百名山巡礼に熱を上げていた頃から、吊尾根コースには関心がありました(特に、ボーコン沢の頭からの展望)。しかし、地図を見ると、夜叉神峠登山口から吊尾根登山口の「歩き沢橋」までのアプローチが大変そう。その内容は、トンネルの多い林道歩きと山越えで(鷲住山、往路は400mの急下降、復路は同じだけの登り返しとなる)、吊尾根コース(北岳まで標高差2000m)の前後に、雪山幕営装備で往復7時間近いこの歩きが追加されるのは、かなりのプレッシャーです。
それにもかかわらず、今回の山行を決意したのは、本コースが、一昨年登った第4尾根やバットレスの全体像の把握に最適で、実際に自分の目で確かめてみたかったからです。
 なお、今年のGWは雪が少なく、ベースキャンプを2400m以上まで上げないと水の調達が困難でした。ただ、悪いことばかりではなく、通常の残雪期より行動時間を短縮できるので、BCをボーコン沢の頭付近に設置し、1泊2日の日程で済ませている人もいました(通常は2泊3日)。
 山行データ等→雪山ハイク
 
 山行メモ(フリー・クライミング、アイゼン・トレーニング、ハイキング等)
山行メモ2016準備中
霧積温泉
(西上州・3月上旬・アイスクライミング) 
城ヶ崎フナムシロック
(東伊豆富戸・2月中旬・フリークライミング)
霧積温泉
(西上州・2月上旬・アイスクライミング) 
城ヶ崎フナムシロック
(東伊豆富戸・1月中旬・フリークライミング)
 
竜ヶ岳ハイキング
(富士山周辺/1月上旬・ダイヤモンド富士見物)
 
子持山獅子岩
(上州・2015年10月中旬・マルチピッチ・フリークライミング)
北岳バットレスdガリー奥壁核心から4尾根
(南アルプス北部・北岳・2015年10月上旬・偵察山行) 
北岳バットレスdガリーから4尾根
(南アルプス北部・北岳・2015年9月下旬・偵察山行)  
小川山廻り目平
(奥秩父・2015年8月中旬・フリークライミング)
城山南壁
(伊豆大仁・2015年6月下旬・フリークライミング) 
城山クッキングワールド
(伊豆大仁・2015年6月上旬・フリークライミング) 
城ヶ崎フナムシロック
(東伊豆富戸・2015年3月下旬・フリークライミング)
城ヶ崎フナムシロック
(東伊豆富戸・2015年3月上旬・フリークライミング)
 
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パープルシャドウ5.8★★★(城ヶ崎フナムシロック)
  山行メモ(トレーニング山行・ハイキング等)  
2015        
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今年の一名山
2013.11~2014.10シーズン
 更新履歴(山行記録等)new
11/22 山行記録「穂高コブ尾根」 
9/5  山行記録「マスキ嵐沢」 
8/22 山行記録「赤岳天狗尾根(残雪期) 
3/23 山行記録「ジャンダルム飛騨尾根 
3/15 山行記録「ジャンダルム飛騨尾根偵察
2/7 山行記録「阿弥陀岳南稜(厳冬期)
1/20 山行記録「正月の安倍奥の山伏
1/15 山行メモ2015新設
12/28 山行メモ「筆頭岩南稜
12/14 山行記録「チンネ左稜線
10/21 最新山行の紹介の更新
10/16 山行記録「大同心正面壁雲稜ルート
9/19 山行メモ2014更新
6/11 山行記録「GWの小同心クラック
6/5 山行記録「伯耆大山剣ヶ峰(残雪期) 
5/17 山行記録「谷川岳天神尾根で雪洞泊
剱岳チンネ左稜線
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